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2023年11月20日23:19

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『ダイヤモンド・アイ』

『ダイヤモンド・アイ』(73-74)全26話
二十年近く積んでたボックスを一気に観た。やはり買っといて良かった。気になる作品はコレクションして損はない。川内康範三部作のひとつ。敵は香港暗黒街のボス源海龍だ。中華系の敵が多いなあ。「レインボーマン」の死ね死ね団は日本軍に被害を受けた国の代表だったし、保守派の潜在的な恐怖が現れてるのか。

「外道照身霊波光線!正体見たり前世魔人✕✕!」
「ばーれーたーかー」
このやりとりは見てない人でも知ってるだろう。偽善者の化けの皮を剥がすセリフだと思っていたが、そんな場面は一度もない。雷甲太郎が戦っている悪人たちに、アイが光線を浴びせるのだ。ばれるも何も、悪党であることはわかってる。でも面白くてユニークだ。
人間主人公と超人の二人体制が珍しい。アイはダイヤモンドの精だ。一人称は余(よ)。9話までは登場即決着の無双状態が続くが、10話で光の届かない地獄トンネルに誘い込まれ苦戦する。このあともしばしばピンチが訪れる。ストーリーは1話完結ではなく、続きものだ。意外にメリハリがあって面白い。

敵の前世魔人は不細工で、愛嬌があると言えなくもない。お化け屋敷かタイガーバウムガーデンの彫像みたいだ。戦闘員は牛頭と馬頭。ワレアタマのビジュアルが強烈だ。5話で黒部進が悪役ゲストとして登場する。
いい加減な奴が多く、しかも一族という設定で何度も登場する。14話から登場するボスの娘ヒメコブラだけは造形がいい。ウロコと蛇腹に女性らしいフォルムが残っていてエロティックだ。
そういえば美人キャストが充実している。13話まで悪の女秘書を勤める朱玉(真山知子)、14話で引き継ぐ蘭花(隅田和世)、正義側のメガネ女子カボ子(黒沢のり子)も実は可愛いかったりする。

古臭いけど、ケレン味が独特でけっこう楽しめた。★★★
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