mixiユーザー(id:2615005)

2023年06月22日19:25

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『戦艦大和』『南の島に雪が降る』

日本の戦争映画探索の続き。
「戦艦大和」(53) 監督:阿部豊
大和の映画は何本も作られているが、最も古いのを見ることにした。新東宝映画だ。
時代を考えると特撮はかなりよく出来ている。セットと書き割りを組み合わせて巨大戦艦の表現に成功している。沈没シーンの迫力も凄い。
戦闘シーンは勇壮というよりは、ひたすら痛ましい。ほぼ一方的にやられるだけだから。これは事実だから仕方ないね。失敗するに決まってる片道特攻はひどい作戦だが、淡々と事実を追うだけ。こういう描きかたもあるとは思うが、物足りない。ストレートな戦記映画はもういいかな。★★

「南の島に雪が降る」(61) 監督:久松静児
孤立したニューギニア戦線、兵隊たちの気晴らしに演芸隊が編成されることになった。俳優の加東大介の実体験と言うから驚く。企画と主演も本人だ。

学園祭のノリで舞台や衣裳を手作りする場面が楽しい。日本には素人芸や仮装の伝統がある。武士道や皇国なんぞより、文化を愛する精神こそが日本人の誇りだと思う。芝居は大当たりを取る。愉快なストーリーが展開するが、玉砕部隊の生き残りは悲惨きわまりない。死んだことになっているから、兵舎にも入れてもらえないのだ。水木しげるの漫画にも出てきた。

舞台に雪を降らせるクライマックスは感動的だ。★★★★
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