mixiユーザー(id:2615005)

2018年02月26日23:54

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片麻痺もどき/『彼方のアストラ』

四日ほど前に雪ミクfigmaを開放して撮影した。晴天の日なら、ベランダで自然光のもとで撮るのが最も写真映えする。ベランダは狭いので、不自然に足を折りたたんだ姿勢で撮影する。交換パーツが多いので普段の二倍くらい時間がかかった。二時間半くらいか。
左足が痺れる。正座やあぐらで足が痺れても、数分で回復するものだ。ところが、戻らない。この日は足を引きずりながら過ごした。今日になってやっと完全回復した。丸四日間である。一時は片麻痺で入院するかと思ったよ。局所的な症状ということはわかっていたが、痺れ回復に時間がかかるのは、血行が悪くなってるのか。五年くらい定期検査を怠けているので、一度行ってみるべきだな。

BJさんの記事を読んでアマゾンで買った。なぜか4巻までが一括して届き、最終5巻は三日後に来た。続きが読みたくて死にそうだった。漫画というのは次を待ちながら少しづつ読むのが王道なので、奇しくも良い読み方ができたというべきか。

・彼方のアストラ(全5巻)作:篠原健太
超光速航行が実現した未来。自然公園惑星に研修キャンプに出かけた高校生グループは、謎の球体に襲われ5000光年の彼方に飛ばされてしまう。彼らは故郷の星に帰れるのか。

スペースオペラ版「十五少年漂流記」だ。なんとまあレトロな、と思わせて内容はしっかり現代的な娯楽作である。菌類が頂点に立つ惑星とか、自転周期と公転周期が等しいため細いベルト地帯にしか生物がいない惑星とか、しっかり考えられた設定はSF読みの私でも納得できる。個性的なメンバーはみんな魅力的だ。ジャンプ漫画の試練に勝ち抜いてきた作者だけあって、ドラマ作りがやたらと上手い。

特筆すべきは謎と解明の妙味である。周到に張り巡らした伏線が次々と回収されるのは、気持ちいいことこの上なし。最大のショックは、四巻終盤のカナタの台詞だ。
「××って何だ?」そんなバカな!と最初から読み返してみると、たしかにその言葉は一度も使っていない。全員の共通条件が判明するシーンもそうだ。最初のほうの保護者たちの反応と矛盾してないか?と思ったが、していない。泣いてるのは事情を知らされていない一人だけだ。むしろメンバーの家庭内の孤独ぶりに納得した。

命がけの冒険でしかも陰謀と謎が横たわっているのに、展開はあくまでも明るい。男子のアホぶりと女子のエロ可愛さは、高品質の学園コメディの味わいだ。なんて素敵な連中だ。最終巻にはメンバーが15人だったころの設定が載っている。これは絶対に現行のほうがいい。怠惰なデブや騒ぐだけのお調子者なんかいらない。10人を超えると描き切れなくなるし、主要キャラの印象までぼやけてしまう。
SFでミステリで、王道少年漫画の傑作という逸品だ。★★★★★

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