mixiユーザー(id:2615005)

2017年01月20日23:10

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花色衣ミク/朱川湊人二冊

やることが多すぎて箱入り娘のままだったミクを開放していきます。
フォトフォト
華麗な着物姿のミクさん。
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かわいいと言うより美人ですな。やや面長で大人っぽい。

海外SFにかまけて日本の現代作家のチェックが甘くなっている。東野・宮部・京極・桐野らかつて大の贔屓だった作家の駄作率が高くなったのも、フォローが鈍った一因だ。でも貴志と朱川はまだ完読を続行中である。

・私の幽霊(16)作:朱川湊人
六篇入り連作短編集だ。女性編集者が自称博物学者と共に、遭遇する怪事件を調査する。味わいが軽すぎて、主人公が40歳近いことを除けばラノベみたいだ。過去の長編の設定がそのまま出てくる。ネタ切れかファンサービスか、どちらだろう。まあそれなりに楽しめた。第二話がいちばん気に入った。★★★

・幸せのプチ 町の名は琥珀(16)作:同上
時代は70〜80年代だ。小さな町に去来する人生模様を六篇の短編で描く。それぞれ独立した話だが、登場人物がリンクしている。よくある設定だが、作者の得意分野だけあって完成度が高い。
何十年も年を取らない野良犬プチが和ませてくれる。あいにく私は猫派だが、犬好きにはたまらないだろう。小さな日常の波乱のあと、ほとんどの人に幸福が訪れる。現代的な人情劇としてよく出来ている。ちょっと甘すぎる気もするけど。特に1話と6話が。人の世がこうであったらどんなに暮らしやすいことか。余計なお世話かもしれないが、現実はもっと寒々としている。
第二話の表題作がスリリングでオタク風味も入っていて、楽しかった。★★★★
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