mixiユーザー(id:2615005)

2016年10月15日23:48

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DIVAで逆襲/『不死鳥コナン』

本日はかなり成功しました。すべてHARDで『ルシッドドリーミング』『Leia』でグレート、『テレカクシ思春期』エクセレント、『Rosary Pale』グレートとエクセレント。珍しく失敗なし。あと一回か二回で1000ポイントに届く。前回希望的的観測を述べたとたん災難に見舞われたので、あまり楽観的なことは書かないでおきます。

・不死鳥コナン 作:ロバート・アルヴィン・ハワード
ハワード作の正統コナンシリーズは、あと三冊だ。一気に行きます。ハワードは当時の人気作家だったが、生前には一冊も単行本が出ていない。雑誌に掲載されただけだ。本書に収録された中編三本は掲載年代が記してあるので、そのデーターに従います。

「紅い封土」(36)コナンと女戦士ヴァレリアが恐竜と闘う。閉鎖された都市での死闘は逃げ場がないだけに陰惨で迫力がある。この作品がいちばん気に入った。
「ワルールの秘宝」(35)王女のミイラと自分の妾をすり替えるペテン師が出てくる。アイデアはマヌケで面白いが、ほかの部分は凡庸だ。

「暗黒の河を超えて」(35)ハワードの差別主義が前面に出た作品だ。黒人種ピクト族に対する嫌悪感には、こちらが嫌悪を抱きたくなる。「開拓者家族」などという違和感のある連中が襲われるのだ。明らかに西部劇の変形である。ストーリーの面白さと戦闘の迫力は認めるが、生理的に許せない部分がある。娯楽作家としてのハワードは間違いなく一流だが、好きだと言い切れない理由がこの差別意識だ。年代を考慮すれば無理もないのだが、もっと昔のバローズは差別描写がはるかに少ない。ハワードがテキサスの田舎者ということが理由の一つなのだろう。
文明を否定し、野蛮人を称賛するのも同意できない。フリチンで腹をすかせた原始人が現代人より偉いなんて、そんなわけないだろ。この時代のアメリカ人が文明否定・野蛮称賛をテーマとするエンタメに飛びついたという事実は、サブカル史的には興味深い。★★★
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