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2016年10月13日21:38

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水着まであと25%/『10の世界の物語』

上級コンテストで銅メダルを取ったが、賞品はただの称号だった。がっくし。「マスターオブパペッツ」HARDでエクセレント。「悠久」エクセはまた失敗した。でも775DP。あと二回通えば水着に届くかな。

・10の世界の物語(62)作:アーサー・チャールズ・クラーク
晩年の名前だけ貸した作品を除いて、翻訳されたクラーク作品はすべて読んだ。たぶんこれが最後の一冊だ。10の世界というタイトルだが、15編の中短編が収録されている。
最も長い『海にいたる道』は、「都市と星」の原型だろうか。主人公は子供ではなく青年で、探検に出かける動機も物語の細部もかなり違うが、基本的なテーマは共通している。

『思いおこすバビロン』衛星中継が実現したら、東側の宣伝に使われるのでは?冷戦時代らしいビビリかただなあ。ご心配なく。東西どころかもっとカオスで悲惨な未来になってるから(笑)。
『彗星の中へ』『土星は昇る』は勉強中に英語で読んだ。前者は愉快なアイデアストーリーで、後者は純粋な夢を抱き続けた男の感動的な掌編だ。どちらも実にクラークらしい。

『ゆりかごから』<地球は人類のゆりかごだ。でも、いつまでも赤ん坊じゃいられない。>
夢のある素晴らしい言葉だ。この発言を否定する人とは、絶対に友達になれない。クラーク自身のセリフだと思っていたが、ソ連の宇宙科学者の発言らしい。この名言を踏まえた小粋な作品である。『エデンの園のまえで』金星に生命が発見された。だが・・・読んでからタイトルを見て、ゾッとする。

ほかにもハートウォーミングな『幽霊宇宙服』、背筋の寒くなる『憎悪』、議員が政治的信条と科学技術の板挟みに悩む『死と上院議員』など、佳作や傑作がズラリと並ぶ。際立った名作はないが、外れもない。高品質でした。★★★★
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