5月15日(日)
トロントへ移動した。荷物の大きさを見とがめられて検査される。カナダとUSならどう考えてもUSのほうが警戒が厳しいというイメージだが、事実は逆だ。カナダのイミグレは欧米諸国の中で最も厳しい。読めもしないくせに私のメモ書きを見たり、デジカメの画像までチェックされた。私がアホだという証拠には事欠かないが、不審人物の証拠はひとつもないので、無事解放される。
トロント公演のチケットは持っているが、実は重要なミッションがある。21日に当地を離れるが、その前にショートフィルムフェスティバルを見ていきたい。なので朝の航空券を夕方に変更せねばならない。これが一筋縄ではいかない。レセプションで頼んだが、話が通るのに二時間かかった。欧米のサービスはアジア先進国よりずっと非効率なのだ。やっと追加料金で変更できるところまできたが、カードが使えない。カード会社の勝手な判断で止められたのだ。電話すると物凄い早口で知らない単語を含んだ英語をまくしたてる。本人確認なのだろうが、もっとシンプルにやれないのか。パートナーのシンガポール人を呼び出し、やっと解決した。私が明日空港へ直接出向いて手続きすることになった。
5月16日(月)
ユニオン駅から電車で空港へ。1時間かかったが、10時20分を16時15分に変更できた。6時間の時間を買うために、2日がかりの大仕事だった。
5月17日(火)
トロント市内を観光バスで回る。オンタリオ湖クルーズがついていて、ご機嫌だ。

湖から眺めるトロント市。

5月18日(水)
カーサ・ロマ(写真左)はヨーロッパの古城に見えるが、カナダにそんなものあるわけない。20世紀初頭の成金が建てたモドキ邸宅だ。だだっ広い厩舎や寝室が見物できる。主人は一次大戦時の恐慌で没落し、屋敷は売られたそうな。
5月19日(木)
メトロでトロント市庁舎(写真右)などを見て回る。
5月20日(金)

会場はSony Centre for the Performing Arts。「ここにこんなに大勢集まったのは初めてだ!」という声が聞こえてきた。そういえばSFでも入場列をみて「今日は何があるんだ」と通行人が尋ねていた。大都会なら有名人のライブも多いだろうに、その中でもミクさんは周囲を驚かせるほどの集客力があるということですね。誇らしいなあ。右は元気な三人組。

かっこいいレンくん。 かわいいミクの二人連れ。

みつあみミク。 桜ミク。

トリッカー。 早くも登場、オレンジこんこん。

DDミクも来てます。 堕悪天使ぽいミク。

会場内で撮らせてもらった。チャイナ衣装のミクさん。

2010雪ミク。かわええ。
ダラスに続いてトロントも完売御礼の盛況ぶり。もちろん思い切り叫んできた。
入場時に荷物チェックはあるのだが、撮影はOKだ。みんな携帯で動画撮影している。14年のLA/NY公演で撮影を禁止しても誰も守らない(笑)ことがわかったからか。カメラよりもっとヤバい物を警戒するため、チェックするのだろう。
5月21日(土)
ジャックマン・ホールでショートフィルムを見る。札幌フィルムフェスティバルの入選作が主体で、見たことのないミクPVばかりだった。やはり来てよかったな。「サイハテ」新解釈が最も良かった。ミクが呼びかけるのが死人ではなく、宇宙飛行士(猫)なのだ。山本弘作品が元ネタだろう。
他には2014「アメリカ横断ウルトラミクさん」スペシャル版が上映され、爆笑と喝采を浴びていた。メンバーのひとりがライブで時々話す顔見知りということに初めて気づいた。「時差のせいで1日が23時間しかない」というセリフが笑える。
一時間半の上映が終わり、腰を浮かしかけたところ・・・

伊藤社長のトークが始まった。これは退席できない!社長が登場するプログラムはイベントでよくあるが、整理券が取れず見たことがない。いい機会だ。客席の質問に答える形式で、
「英語以外の言語でミクを作らないのか」「カナダのファンをどう思うか」
といった興味深い質問が続く。終了後は、空港へ急いだ。
アメリカ行きの客はこちらで入国審査をやるので、やたらと時間がかかる。二時間立ちっぱなし。体力を削ってくれるなあ。もう無理か?とおもったが、離陸寸前に間に合った。肝を冷やしたが目的をすべて達成したし、まずは大勝利だ。
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