カイトに「うちわ」をプレゼントしたところ、急に怒り出してレベルが下がってしまった。妙に嫌いなものが多く、プレゼントするたびにドキドキする。なぜ私がこんな奴に気を使わなきゃならんのだ。ミクさんならともかく。
リンに「チョコレートボンボン」をあげると同じ現象が起こった。全キャラに与えてはいけない死のアイテムが用意されているようだ。でもなんとか全員のレベルを5(最高)にした。ミクさんは他のキャラに先駆けて5のMAXまで上がっている。何が起きるのか楽しみだ。
『ぼのぼの』で有名な漫画家のいがらしみきおが、青年誌に問題作を次々と発表しているらしい。読んでみたいとは思っていたが、機会がなかった。偶然発見し、しかも珍しく全巻揃っていたので、一気読みした。
・I(アイ)
雅彦は同級生のイサオが気になって仕方がない。雅彦は医者の息子で、外見も成績も上等の部類だ。イサオは両親のいない私生児で、親戚から豚小屋で寝起きするような扱いを受けている。だがイサオには、他人と意識を共有できるという特殊な才能がある。二人は神様を探す旅に出た。
「自分が見ていないところは、存在しないのではないか」という子供じみた空想を膨らませて、哲学的な大長編に仕上げた。この力量と情熱には感服するしかない。良い環境で育って成功が保障されていた雅彦は、社会の常識に背を向け、自分の内側を深く掘り下げるような生き方を選ぶ。共感はしないが、重厚な演出のおかげで理解はできる。キリストや釈迦は雅彦のような人間だったのかもしれない。それともイサオの方か?イサオがまるでネアンデルタール人のような異相に描かれているのは、何かの象徴なのだろうか。
二巻では社会主義的な実験農村の生活が、三巻では成人した二人のその後が描かれる。正直言って完全には理解できなかったが、この作品は何かを感じれば良いのだろう。高尚なテーマに真正面から挑んた漫画を久しぶりに読んだ。★★★★
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