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2010年06月14日21:46

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樂蒂(ロー・ティ)ボックス、『梁山伯と祝英台』

樂蒂は60年代に活躍したショウ・ブラザーズの女優だ。
英語名はベティというらしい。日本人に馴染みやすい表記をすると、ベティ・ローですね。彼女のボックス(五本入り)を持ってます。
このうち『萬花迎春』と元祖『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』は以前紹介しているので、残りの三本について書いておきます。

「紅楼夢」(61)監督 袁秋楓 共演 任潔
有名な中国古典だが、恥ずかしながら小説のほうは何度も挑んで挫折してます。金持ちが屋敷の中でうろうろするだけの話で、退屈きわまりない。西洋の『高慢と偏見』と双璧のつまらなさ。映画も似たようなものだが、なんとか最後まで見た。評価・・・梅

「大地児女」(64)監督 胡金(金全) 共演 陳厚
ベタな抗日映画。戦闘が多いので、退屈はしない。評価・・・竹と梅の間

「花田錯」(62)監督 厳俊 共演 丁寧、張仲文
ヒロインのお嬢様を演じるのは丁寧という女優で、樂蒂は侍女の役だ。
水滸伝の小覇王周通のエピソードを膨らませた京劇が元ネタらしい。
周通なんて本編でほとんど活躍しない小物なのに、番外編があるとは知らんかった。もちろん悪役だけど。
山賊が良家の令嬢に横恋慕する。トリックや勘違いが連続して、男の女装や女の男装が登場する。途中まではちょっとリニューアルすれば現代でも使えそうなストーリーだ。張仲文は周通の妹を演じていて、色っぽし。
終盤にいきなり魯智深が現れて、山賊をとっちめて終り。古典のお約束ですな。評価・・・竹

ボックス以外の代表作です。
「梁山伯と祝英台」(63)監督 李翰祥 共演 凌波
これも有名な中国古典だ。最近アニメ映画にもなった。日本でも皇なつきが漫画版を描いてます。
凌波(リン・ポー)という女優は、当時男装の麗人または男性の役で有名だったらしい。彼女が男主役の梁で、ヒロイン祝英台はもちろん樂蒂だ。セリフは八割がた歌です。クラシックもいいとこなんですが、二人の美女が演じる別れのシーンは今見ても胸が熱くなる。
評価・・・松

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