「陽炎」(91)監督:五社英雄
樋口可南子主演の女任侠映画である。父の仇で最終的に共闘する常次郎に仲代達矢。
プロットはたぶん70年代東映ヤクザ映画と同じ。育ての親の所有する料亭を乗っ取られた上に義弟を殺された女博徒・不知火おりんは、ダイナマイトと拳銃で悪辣な岩舟一家に殴り込む。痛快で、カタルシスが爆発する。「往生しなっせ」。
日本初のヘアヌード写真集との相乗効果でヒットしたらしい。劇中で肌は露出するが、あまり大したことない。悪の女郎屋女将にかたせ梨乃。残念ながら彼女は脱がない。
昭和初期の風景が美しい映像で描かれる。女と暴力にこだわる五社監督の真髄が味わえる快作である。





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