「インサイドヘッド」(2015)
監督:ピート・ドクター
ピクサーのアニメ映画だ。題材に惹かれて観た。
少女ライリーの脳内に五人の感情が暮らしている。主役はヨロコビだが、カナシミやビビリやムカツキだって、場合によっては重要な役目を果たす。脳内で会議が続く地味な話かと思ったら、全然違う。思い切り派手なメルヘン・アクションだった。
ヨロコビとカナシミが精神世界で迷子になってしまう。司令塔ではイカリが暴走してライリーを家出させようとする。何とか帰還して阻止せねばならない。ヨロコビたちの冒険はカラフルで変化に富み、アイデア満載で飽きさせない。
夢工場や精神を走る汽車が楽しい。幼児の頃作った架空の友達が、深淵から立ち上がってヨロコビを助ける。この部分は泣かせる。
個人の内部が舞台になる設定は「はたらく細胞」を思わせるが、細胞はフィジカルで本作はメンタルなので、コンセプトはまるで違う。
ユニークで楽しい作品だった。




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