『陽気な殿様』(62) 監督:森一生
若殿(市川雷蔵)が家督相続のため、江戸から姫路へ旅する。職人の友人・八五郎と三次も一緒だ。
格式と身分制度に縛られた実際の江戸時代には有り得ない、パラレル江戸の明朗ラブコメである。婚約者の弥々姫(坪内ミキ子)や埋蔵金の在りかを刺青された腰元・八重(高田美和)など美女には事欠かない。
天知茂が狂人剣士を演じるが、世界観にそぐわず冴えない。埋蔵金を探さないのも拍子抜け。楽しい作品ではあるが、微妙に期待を裏切られる。
遊郭や人権問題になりそうな見世物が出てくる。もう一人の正義の侍として宇津井健が出演している。当時の典型的な娯楽作という感じ。★★★
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