『透明人間と蠅男』(57) 監督:村山三男
大映作品だ。本作の蠅男はアメリカ映画の昆虫怪人ではなく、蠅のようなサイズになる上に空が飛べる。これも失われた日本軍の秘密兵器だ。時代を感じる。
前半は蠅男に変身するアンプルを用いて、連続殺人が起こる。この蠅男だが、潜入や脱走には便利そうだが、そのままでは殺傷力がないので、犯行の際には一度人間サイズに戻ってナイフを振るう。使い勝手の悪い能力だなあ。
捜査課長は友人の月岡博士(品川隆二)が偶然発明した不可視光線を浴びて、透明人間になる。これで犯人を追い詰めるのだ。それって効果あるか?能力が噛み合わないので、怪人同士の決闘という感じではない。黒幕を追い詰めて正義が勝つが、あまり盛り上がらない。
ヒロインは叶順子、セクシーなダンサーに毛利郁子。★★
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