『ガメラ対深海怪獣ジグラ』(71) 第七作。
ジグラは海底人ではなく、水棲宇宙人だ。本性を現すのは最後のシーンだけで、陰険に暗躍する場面が続く。
恒例の日本人少年とコンビを組む白人は幼女だ。生意気で可愛くない。その代わり?宇宙人女X1号(なんちゅう役名)が黒いビキニ水着で街を闊歩する。大映系スケバン女優・八並映子が演じる。吉田義夫が離島で原始生活を営む男として登場するが、まったく意味のない役だ。
舞台は鴨川シーワールド。ほぼ海から動かない。敵の主要武器が催眠術と言うのは、あまりにもショボい。第二期ウルトラにありそうなエピソードである。劇場映画としては寂し過ぎる。
低迷際まれりと言う作品ながら、怪獣のデザインと造形は最後まで見事だった。鋭角的な線で構成されたフォルムが美しい。地上では二足歩行するが、水中が本領で魚のように突進してガメラの甲羅さえ切り裂く。見所はジグラのみ。★★
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