黒淵かしこというコミカライズ漫画家が原作について文句を言って炎上している。不満は胸の内に納めとけよ。全然覚えのない名前だったけど、本は持ってる。「いーあるふぁんくらぶ」全3巻の作画だ。ミクやリンが出てる以外は特色のない平凡な漫画だった。まあ、あまり大した漫画家ではない。
読書日記です。
・ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 1巻 作:廣嶋玲子
映画ポスターのカバーなので、思わず買ってしまった。
6本入り短編集で、あっという間に読める。意外にブラックな内容だった。育児放棄ママなんかが出てくる。基本はハッピーエンドでほっこりするけど、調子に乗った奴が地獄に落ちる話が1本含まれる。藤子Aさんを思わせる作風だ。「ホーンテッドアイス」のオチが秀逸。★★★
・紅刷り江戸噂(68) 作:松本清張
六作収録の時代短編集だ。江戸時代の息づかいが感じられるような佳作揃いである。ミステリとしては単純な話が多いが、江戸の日常や習慣に関する描写が魅力的だ。
「七種粥」馴染みがない野草に毒草が混じっていても気づかない。
「突風」清張得意の浮気中の事故がテーマ。舞台が転覆した渡し船というのが江戸らしい。
「見世物師」見世物業界の裏話が興味深い。現代のエンタメシーンにも通じるところがある。
「術」居合い抜きの先生が辻切りの謎に挑む。
視点人物が犯罪に手を染める話と事件を解明する話が混在している。後者の探偵役は定まっていないので、捕物帖とは違う。時代劇にも、まだまだ秀作があるなあ。★★★★
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