『異世界スーサイドスクワッド』全10話
ハリウッド映画のシリーズが日本アニメになった。五人の犯罪者が異世界に送り込まれる。近代兵器を持つ一行が中世レベルの世界では無双できるかと言うと、そう甘くはない。異世界には魔法が存在し、かなり厄介である。主役チームの面々が個性的でキャラ立ちがいい。
超自然の力を持つのは、体が泥になるクレイフェイスと頭が鮫で水中で活動できるキングシャークだけ。後の三人は戦闘のプロだが普通の人間だ。絶妙な戦力バランスが迫力を生む。特にイカれ女のハーレイ・クインがキュートだ。
敵側にも現代から送り込まれた悪党がいて、幹部として立ちはだかる。ラットキャッチャーの姑息さがいい。デッドショットが面倒を見てやったつもりが、ラットはイジメと認識して恨んでいる。いかにもありそう。
孵化したドラゴンの赤ちゃんがハーレイに懐いて戦力になる。有りがちだけど楽しい。姫様が彼女の奔放ぶりに憧れて、メイクを真似る。単なるガールズネタかと思いきや、最終決戦の伏線になっていて感動した。
うむ、面白い。アメコミヒーローにはさほど興味がないので、本家シリーズは見ていない。たぶん本作ほどは面白くないだろう。何十億もかけたハリウッド映画より日本アニメの方が面白い。
★★★★★
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