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2024年11月01日16:21

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新東宝『裸女と殺人迷路』

相棒が帰って暇になったので、新東宝映画のレビューを書いていきます。
『裸女と殺人迷路』(1959) 監督:小野田嘉幹
麻薬や武器密売が横行する無法地帯カスバを根城とする悪党どもの物語だ。最もアグレッシブな仙波を丹波哲郎が演じる。狙うは野球場の売り上げ強奪。確かに一日で多額の現金が集まる場所ではある。当時は娯楽が少なかったし。一味は前科者の五郎を仲間に引き入れたい。更正を誓っていた五郎は仙波の陰謀で、計画に荷担する羽目になった。

決行のサスペンスとカーチェイスの迫力は、時代を考えると相当なものだ。追われてカスバに逃げ込み、周囲を警官隊に囲まれて立て籠る。予測困難で緊張感がみなぎる。五郎の恋人ユリ(三ツ矢歌子)は警察に協力を求められて苦悩する。
ユリの職業はストリッパー(と言ってもレオタード衣裳)で、予告編にはステージ姿が映っているが、本編にはこのシーンは無い。目当ての万里昌代は同僚の踊り子だが、こちらもステージは予告のみ。数回しゃべるだけの端役で失望した。裸女は出てこない。看板に偽りありすぎ。取り敢えず人気女優のダンスを予告に入れたら馬鹿が見に来るという狙いか。まあ新東宝らしいかな。

映画としてはB級ながら良く出来ているが、本編にダンスが無いので星三個。★★★
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