外国人のアニオタが最近のエルフアニメについて盛り上がっていた。フリーレン・マルシル・長耳様・ぽちゃエルフなどの名が挙がり、「元祖はディードリッドだよな」と言う人がいた。そう言えば一度も見たことがないので、気になって通販で買った。
『ロードス島戦記』OVA版(90-91) 全13話
手軽で短いので、これにした。驚いたのは、プロデューサーに池田憲章の名があること。コレクターで語り倒すだけの人だと思ってた。製作にも関わってたのか。
34年も前の作品だから、古いのは当然だ。それにしても冴えない。魔法だの神官だのドワーフが出てくるが、ベタ過ぎて固有のアイデアが皆無だ。主人公が弱すぎる。元祖エルフさんも高飛車かと思えば環境活動家みたいな発言をするし、煩わしいばかりで魅力を感じない。終盤の展開は、まずまずの盛り上がりだ。
アクション場面は止め絵ばかり。フリーレンやヴィンランド・サガを見慣れた目には幼稚で間延びして見える。が、本作は日本初のガチなファンタジーなんだな。ついでにハリウッドの「指輪物語」より10年も早い。歴史的価値は評価すべきなのか。
50年代から60年代の日本映画を追いかけていると、古めかしさがかえって味になる作品が山ほど見つかる。90年の本作は、ひたすらダサくて単調だ。この感じ方の差は何なんだろう。時代に関係無く面白い作品と退屈なのがある、と言うだけの話だろうか。
★★
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