『女王蜂』(1958) 監督:田口哲
横浜を縄張りとする湊組の娘・お竜(久保菜穂子)は、幼馴染みの船乗り(中山昭二)と愛しあっているが、立場の違いから一線を越えられない。敵対する新興ヤクザとの争いに不穏な空気が漂う。
女侠客映画が50年代からあったとは。大映の江波杏子や東映の藤純子より早い。天知茂が冷酷な敵のボスを演じる。あちこちから寄せ集めたネタの集合体という感じで、まとまりがない。変化に富んで飽きないとも言えるが。湊組のマーケットと敵組織のキャバレーに双方の構成員が殴り込みをかけ、ボス同士の一騎打ちが始まる。プロットを工夫すればもう少し盛り上がったと思うが、まあ退屈ではない。続編もあるけど、そっちはいいかな。珍品でした。★★★
『アフター・アース』(2013) 監督:M・ナイト・シャマラン
地球が悪意の星になるという設定を聞いて見たくなった。期待ほどではなかった。
人類が宇宙に移民して千年。宇宙船が住めなくなって捨てた地球に不時着する。父親(ウィル・スミス)は負傷して動けない。息子のキタイ(ジェイデン・スミス)は単独で百キロ先に落とした救難ビーコンを回収に行く。
凝った設定の割には普通のジャングル探検くらいのレベルだ。アクションはそれなりに面白いけど、親子の絆と精神主義がベタすぎる。暇潰しにはなった。★★★
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