mixiユーザー(id:2615005)

2024年05月10日17:54

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通販ミス/『名もなく貧しく美しく』

「近未来不老不死伝説バンパイア」を注文したのに、「昭和不老不死伝説バンパイア」が届いた。
まぎらわしいタイトルだし、どちらも全5巻だ。同じのが2セットあっても仕方ないので、「近未来」を送ってくれるよう要求すると、返金すると言われた。いや、金返せと言ったのではなく、注文通りに送れと言ったのだが。仕方ない、別のところで買おう。
BJさん、「昭和」5冊欲しいですか?持ってなければ、次回のお土産に差し上げます。
通販はたまにこういうことがある。無印と「戦え」マイティジャックを混同して、あの駄作を重ね買いしたこともあったな。その件は私の不注意だったので泣き寝入りした。トホホ。

『名もなく貧しく美しく』(61) 監督:松山善三
監督は高峰秀子の夫である。良心的な問題提起作が多い。青春映画「その人は昔」やコメディ「ぶらりぶらぶら物語」にもしっかり主張が入っている。
聾唖者の秋子(高峰秀子)は聾学校の同級生・道夫(小林桂樹)と結婚して、戦後の混乱期を生き抜く。靴磨きや洋裁の下請けで懸命に働き、互いに支え合う。秋子の兄弟は鬼畜揃いで、姉(草笛光子)は「片輪の妹がいるから嫁に行けない」と暴言を吐く。弟はもっとひどく、博打の借金を返すため秋子のミシンを取り上げる。血縁者でもクズはクズ。もとは他人同士の夫婦の信頼の美しさと対極を成す。本作がきっかけで日本に手話が普及したそうだ。大したものだな。

子育ての難しさに悩むこともあったが、努力のすえ小さな幸せを得ることができた。取って付けたような終盤の展開は、明らかに蛇足だ。これが無ければ最高点だった。三十代後半に入ったデコちゃんが可愛い。美しいというより可愛らしいのだ。加山雄三が意外な役で出演している。★★★★
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