本で読んで気になった宝田明主演作を何本か見た。
・接吻泥棒(60) 監督:川島雄三
ボクシングチャンピオン高田(宝田)は、三股かけるプレイボーイだ。デザイナー(草笛光子)・ホステス(新珠三千代)・ダンサー(北あけみ)といった面々である。ある日交通事故で気絶した女子高生(団令子)にキスしてしまったことから、騒動が巻き起こる。
ボクサーがイケメンでモテモテというのは奇異な感じがするが、当時はカッコいい職業の典型だったのだ。東宝の人気女優が総出演の賑やかなラブコメだ。内容は70年代に大量に描かれた少女漫画(乙女チックラブコメ)そのままである。年代を考えると本作が元祖かもしれない。原作は石原慎太郎。まっとうなエンタメ作家だったんだな。蛇肉屋台とかキャバレーのステージは時代を感じさせて楽しかった。
宝田ファンと恋愛映画好きは喜ぶかな。★★
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