曇天でフィギュアが綺麗に撮影できないので、先にDIVA「Mellow Yellow」をアップ。


日焼け水着、もう少し黒ければいいのに。


ウォーターポロ、肌露出は少なくてもエロい。
読書日記です。
・猫は宇宙で丸くなる(17)編集:中村融
猫SFアンソロジーだ。素晴らしいタイトルですな。十篇のうちダブリがヤングの『ピネロピへの贈りもの』だけというのが嬉しい。解説に大御所たちの代表作が収録できなかった言い訳を書いてあるが、そんなものいらないよ。全部読んでるし。アンソロはできるだけ初収録作を集めてほしい。
ダブリが少ないのはありがたいが、聞いたことのない作家が多い。この機会に読めて良かった、と思うことにしよう。駄作はないが、際立って優れた作品も見当たらない。
<地上篇>は「ピネロピ」を含めて五編。『パフ』は知能が高められた猫、『ベンジャミンの治癒』は長寿猫の話だ。スタージョン『ヘリックス・ザ・キャット』は魂と猫の絡むドタバタ。いずれも悪くはないが、特筆するほどではない。
『化身』ナンシー・スプリンガーは神秘的で微エロいファンタジーで、ちょっと気に入った。
<宇宙篇>のほうが好きかな。ナイ『宇宙に猫パンチ』猫が痛快な活躍をする。ホワイト『共謀者たち』知能の高い動物たちが宇宙船で暮らす。彼らに新天地はあるのか。
シュミッツ『チックタックとわたし』アメリカにも中二病小説てあるんだなあ。
ノートン『猫の世界は灰色』小味で洒落たアイデア・ストーリー。わりと好き。
ライバー『影の船』堕落した移民宇宙船の社会を描く。こういう世界観は好みだが、猫SFではないだろう。★★★
・突風(66)作:松本清張
七篇のうち四篇は夫婦の愛憎がテーマだ。普通なら食欲のわかないテーマだが、清張の優れた人物描写の力に引っ張られてサクサク読めた。人物造形と感情の機微を描かせては、日本一だなあ。いまだに清張を越える作家はいないのでは。
『黒い血の女』は夫婦ものというより悪女小説だ。戦前の農村を舞台に地獄絵巻が展開する。本作は長編で読みたかった。
『金庫』は、発端が乱歩の「二銭銅貨」にちょっと似ている。と言っても似てるのは、悪銭のネコババを企むところだけだが。知的な捻りに騙されるのが嬉しい。
『「静雲閣」覚書』封建時代の横暴は腹ただしい。制度上人間が高級とされている連中がちっとも高級じゃないから、不都合が起こる。怨念を晴らすのは気持ちいいだろう。
『穴の中の護符』なんと「半七捕物帳」の贋作だ。作者が他人の贋作なんか書いてたのか。珍品というだけでなく、冴えたアイデアで見事な推理捕物になっている。
清張の長編は当たりはずれがあるが、短編集は間違いなく当たりだ。★★★★
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