SF古書読破の続き。ウィッチ・ワールド(エストカープ)とレムリアン・サーガ(ゾンガー)はどちらも1巻だけで充分なつまらなさだ。が、武部先生のイラスト収集のため、本は全部集めた。集めた以上は死蔵品にするのは嫌なので、読まねばならない。あーあ(ため息)。
・魔法の世界の凱歌 ウィッチ・ワールド2(64) 作:アンドレ・ノートン
前作で魔女ジュライスは地球人サイモンと結婚したので、能力を失うはずだったが、まだ魔力が使える。つまり処女性が重要ということか。
相変わらずのしょーもなさだった。この世界の魔法は精神的なもので、テレパシーとか千里眼とか幻覚を作るとか、そういうたぐいだ。やたらと内面の葛藤が多く、読みにくい。主人公のサイモンは魔法の国エストカープを科学勢力コールダーから守るために戦っている。が、内心では魔女も魔法も嫌悪しているらしい。娯楽作なのに無駄に複雑だ。戦争の話なのにアクションがほとんどない。
第一作を上回る(下回る)退屈さだった。★
・魔法の世界の三兄妹 ウィッチ・ワールド3(65)
ジュライスとサイモンの間に三つ子が生まれた。三巻からは彼らの物語になる。本作は長男キランが主役で語り手だ。一人称になったのと個人的冒険譚なので、だいぶ読みやすくなった。
半人半鳥の種族や「緑の沈黙族」などが印象に残る。バローズの凡作レベルには、何とか達している。これでも最上の誉め言葉だ。★★★
ログインしてコメントを確認・投稿する