mixiユーザー(id:2615005)

2016年10月29日22:31

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『ラッカー奇想博覧会』

・ラッカー奇想博覧会(95)作:ルーディ・ラッカー
80年代から95年にかけて書かれた短編とエッセイを収録した作品集である。
二編の日本紀行エッセイはつまらない。そこらにいるアメリカ人観光客という感じだ。
『自分を食べた男』宇宙的スケールの馬鹿話が楽しい。『慣性』のぶっ飛び方や『宇宙の恍惚』のお下劣さは好きだ。ほかにもお気に入りはあるが、わけのわからん作品もある。私見だがコンピューターの専門家が書いた(当時としての)最新科学小説というのは、賞味期限が短い気がする。
古典的名作はまったく古く感じないのに、なぜだろう。ラッカーは本書が初読みだ。本書を読むかぎりでは、そこそこ面白いが続けて読むほどではない、という評価である。長編を一冊は読んでみよう。★★★
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