DIVAは「ねこみみアーカイブ」HARDでグレート。エクスト以上はクリアすらできない。しばらくお休みをいただきます。
ハワード作の正本コナンシリーズも六冊目だ。「冒険者」「風雲児」「狂戦士」「不死鳥」「征服王」そして本日の「大帝王」で読了した。研究者やファンが勝手に書き継いだ類似品が大量にあるらしいが、もちろん読む気はない。スペースオペラやハードSFやロボット・アンドロイドやタイムトラベルなどは何冊読んでもいいが、それほど興味の湧かないジャンルは元祖の代表作だけ読めば十分だ。脳まで筋肉で出来たおっさんが暴力をふるうだけの話は、この六冊で満腹である。
・大帝王コナン
中編三本を収録している。
『トラニコスの宝』白人優越思想が架空の古代世界に存在するとは、恐れ入るな。そんなものたかが数百年程度の近代に「発明」された偏見なのだが。野蛮が文明より偉いというなら、都市で生活する白人よりジャングルに住む黒人を尊敬すべきだと思うが、そうはいかないらしい。あくまでも「白い」野蛮人でないと価値がないのだ。戦前の田舎白人の限界だな。
二組の海賊と落ちぶれた貴族がピクト族とにらみ合う中、厄介者いや英雄コナンが割り込んで死闘が繰り広げられる。ストーリーとアクションは相変わらず高品質だ。
『不死鳥の剣』王となったコナンが、謀反人を蹴散らす。シンプルの極みだが、悪くない。
『真紅の城砦』同盟国に裏切られて、コナンの軍は危地に陥る。個人戦ではなく、戦争が読みどころだ。もちろん個人戦もある。怪物や魔法が豊富に登場し、本シリーズらしい面白さにあふれた作品だ。
純粋に娯楽作として見た場合、かなりのレベルだ。上記の事情で減点して、星三つ。★★★
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