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2015年10月27日23:43

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ルカ水着/『海を失った男』

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今日はルカ水着で。よく見ると左上には電球が点灯する懐かしい漫符が。
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襲い掛かるポーズ。   このおしりショットは一瞬なので、難しいんですよ。

・海を失った男 作:シオドア・スタージョン
河出文庫のスタージョン短編集も三冊目だ。本書は先鋭的な短編と物語性の強い中編を同時に収録している。まず短編から。
『音楽』と表題作は、観念的な掌編だ。ピンと来ない。
『ビアンカの手』フェチズムと強迫観念で練り上げられた作品で、かなり好き。性的なのに、エロくない。
『シジジイじゃない』本書の白眉だ。この世は少数の人間が見ている幻覚だった。幻想作家としての個性が目立つ傑作。
『墓読み』墓を読めば故人の人生がわかる。ホラー風味の佳作だ。

次の三篇は中編だ。
『成熟』胸腺が消失しない男は、内分泌異常のため天才となった。成熟とは何か?どうしても必要なことか?というテーマを追求すれば大長編になるだろうが、そこまで深くはない。SFぽくもなく、あっさりした普通小説だ。
『三の法則』三体が一組となるプラズマ生命が、人体に憑依した。失われた伴侶を求めて苦闘の旅が始まる。高品質な本格SFだ。編者は「性的なテーマを描くなら、SF的設定は邪魔だ」と書いている。作者自身も「愛が一夫一婦制に限らない」と語ったそうだが、素直に読む限りは、メインテーマはエネルギー型宇宙人の地球における冒険であって、性的テーマはオマケに過ぎないような印象を受ける。

『そして私のおそれはつのる』超能力SFだ。この手の話なら結末は読める、と思いきや、意外なツイストが待っている。お気に入りの一篇となった。

この作家の多芸さが理解できる一冊でした。★★★★
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