mixiユーザー(id:2615005)

2015年08月08日23:55

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サブカル女性漫画二題

様々な職業や趣味が漫画の題材になっていますな。漫画のネタにならない物って存在しないような気がする。女性が主人公でオタク系の趣味を描いた漫画を二本追っかけてます。

・コンプレックスエイジ 作:佐久間結衣
現在4巻まで。26歳の女性レイヤーと仲間たちの日常を描く。
特色は主人公がけっこう嫌な奴であること。自分にも他人にも厳しい。似合わないレイヤーには容赦しない。が、彼女自身もシェイプアップと衣装づくりに大変な努力をしているので、非難する気にはなれない。そこまで真剣に悩まんでも気楽にやったら?という気がしなくもないが、自分自身が評価の対象になるジャンルだから、重く暗くならざるをえないのか。
嫌なこともあるし将来の悩みも尽きないが、気の合った仲間との撮影会などは本当に楽しそうだ。趣味はないよりあるほうが絶対にいい。
三巻にはボカロコスが登場する。主人公は長身美人タイプなのに、なぜかリンを選ぶ。この人、ロリキャラが好きなんだろうか。リアルな筆致に惹きつけられる佳作だ。★★★★

・トクサツガガガ 作:丹羽庭
全三巻。本作も26歳の女性が主人公だ。特撮ヒーローオタクの心情を赤裸々に描く。周囲に正体を隠してはいるが、暗さはみじんもなく陽性のコメディに仕上がっている。
録画・ショー・食玩収集・高級ロボット玩具を買うか否かなど、楽しみと悩みがスパイラルする日常は波乱万丈だ。
「同僚とのカラオケでは、完璧に歌える特撮ソングをわざと自信なさそうに歌う」といったありがちな共感できるネタから、「人生に大切なことはヒーローから学んだ」と言い切る感動ネタまでバラエティに富んでいる。日常のすべてを特撮系に脳内変換するところが楽しい。一番笑ったのは、
「私はろくでなしだ。でも、無理に取り上げても無趣味なろくでなしになるだけだ」と開き直るシーン。それでいいのだ。自分の人生なんだから。爆笑しつつ一抹の哀愁も混じる、極上のサブカル漫画でした。★★★★★
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