DVDとVCDで見たアジア映画です。
「Lhob Phee Phee Mai Lhob」(年代不明、タイ)
映像科の大学生がオバケ伝説のある村へやってくる。怪奇ムードの中で卒業制作の恐怖映画を撮るつもりだ。だが、村の住人は全員本物の幽霊だった。面白くできそうな素材だが、悪ふざけばかりで出来の悪いアマチュア映画みたいだ。評価・・・カス
「GHOST MOTHER」(07タイ) 監督 タラトーン・シリパンワッチャポン
三人の子供の面倒を見ていた女性が、犯罪組織に殺される。彼女は幽霊となり、子供たち(実の子ではない)の面倒を見ながら犯罪者たちに復讐していく。
幽霊の作ったパートンコー(揚げパン)が絶妙の塩味で評判になり、子供たちはそれを売って生活する。だがその美味は彼女の怨みの血涙が混じっているせいだった。こういう小ネタは面白いのだが、プロットはよくある怨霊の復讐話で終わってしまう。タイのホラーはしばらく見なくていいか・・・とも思うのだが、『双子』や『シャッター』のような傑作も含まれているから、まるで無視するわけにもいかない。困ったものだ。評価・・・竹
「美麗密令」(10香港)監督 王晶
出演 蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)呉君如(サンドラ・ン)
蔡卓妍の演じる新米婦警が、証人の娘をガードするためミスコンに参加する。王晶らしい水着美人+おバカコメディ。笑いもアクションも今ひとつ新鮮味がなく、冴えない。阿Saのアイドル映画として見れば、そう悪くはないかな。評価・・・竹
「花嫁はギャングスター3」(05韓国)監督 チョ・ジンギュ
主演 舒淇(スー・チー)
1と2は韓国女優のシン・ウンギョンがクールな女ヤクザを演じており、なかなか面白かった。3はヒロインを香港のスー・チーが演じる。香港ギャングの娘で、敵グループの親分を殺してしまったため、しばらく韓国の組に預けられる。だがそこにも香港からの刺客が・・・。
前二作とのつながりはなく、独立した話だ。スー・チーは好きな女優の一人だが、三作目ともなるとマンネリ化してるだろう、と二の足を踏んでいた。とんでもない。本作が今までで一番面白かった。
ヒロインは韓国語が話せない。彼女の世話をする三人の下っ端ヤクザは中国語が話せない。そこで女性通訳を雇うことになったが、このキャラクターが秀逸なのだ。最初は男ヤクザの顔色を伺って、舒淇の「そう」「どうでもいいよ」といったぶっきらぼうな返事を、「凄くハンサムですね」「愛してるわ」などと《超訳》していたが、やがて男どもが役立たずでヒロインがメチャ強いことが判明すると、超訳の方向が真反対になるのだ。他国のスターを出演させると言葉がネックになるが、それを逆手にとって笑いを生むとは、たいしたアイデアだ。
アクションはもちろん切れ味抜群。北京から来た殺し屋とのバトルやラストの殴りこみは、惚れ惚れするかっこよさ。ウェットな部分も過不足なく、ちょうどいい。
最高に近い出来だが、武闘派美人ヤクザというキャラ自体が二番煎じなので、この点数で。評価・・・特上と松の間
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