デパート催事の大定番「北海道物産展」は、年がら年中日本のどこかで開催されているそうな。そしていまこの北海道がたいへんなときに開催中なのが「京阪百貨店守口店」。出店がままならなかったり、商品が入荷しない店舗多数ながら、被災地を消費で応援すべく京阪沿線のオバちゃんたちがここぞとばかり一気に購入しているとか。
…というネタはともかくこちらあべのでは「九州大物産展」。いままでそれこそ「北海道物産展」のほうには何度かお邪魔していたけど、日本の北端と南端、やっぱり違いますね。一番特徴的だったのは売り子のみなさんのお国なまり。北海道ってあまりなまりがキツくないから全然気にならなかったけど、福岡、長崎、鹿児島そして沖縄、みなさん自分たちの言葉で話されてます。
あと、あさましい話ながらやたらと試食にありつける。ウロウロ歩いていると、ほとんどのお店がつまようじやスプーンを添えて小さく盛った自分のところの商品を差しだしてくる。これはなぜかあまり北海道展にはなし。九州人のサービス精神か。しかしどうして試食ってあんなに美味しいんやろう。明太子や島とうふをチョロっとだけ口にしてごらんなさいよ、たまりませんわ。
まあ好き勝手食べてばかりでは申し訳ないので、長崎「岩崎本舗」の角煮まんじゅうというのをテイクアウト。税込401円と書いてあり、手持ちに細かいのがなかったので1万円札に10円玉添えて差しだしたら「400円でいいです」と言われた。これもまたある種のサービス精神だろうか。角煮まんじゅう、白い生地に独特の風味を漂わせながら「ばり、うまか〜」でした。
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