☆洋ちゃんの読観聴 No. 1370 マーク・グリーニー 「暗殺者の追跡」 暗殺者グリーニーを主人公とするシリーズの8作目。007やミッション・インポッシブルのようなスパイ活劇もの。元々はCIAの人間だった主
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1369 島田荘司 「盲剣楼奇譚」 ミステリー作家の大御所である島田荘司には探偵・御手洗潔シリーズと刑事・吉敷竹史シリーズとがあり、本作品は吉敷刑事シリーズだ。吉敷は東京勤務だ
★洋ちゃんの読観聴 No. 1368 映画 「家族を想うとき」 社会派のケン・ローチ監督の最新作。 舞台は英国、家族4人が貧しいながらも仲良く暮らしている。夫婦は40代で、息子が高校生、娘
<小説> ●国内 真藤順丈 「宝島」●海外 ローレンス・ブロック編 「短編画廊」<映画>●国内 「よこがお」●海外 「ジョーカー」*今年はノンフィクションでこれぞというのはなかった。また、美術展は、あまり行かなかったせいもあって選ばなかった
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1367 若竹七海 「不穏な眠り」 約1年前に、この著者の「錆びた滑車」が出版され、僕は昨年の読観聴ベスト1に選んだ。女性探偵・葉村晶シリーズの最新作だ。 前作は長
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1366 マイクル・コナリー 「訣別」 マイクル・コナリーの29冊目の長編で、刑事ハリー・ボッシュ・シリーズの19作品目が本作品だ。ほぼ年1冊ペースで出版される
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1365 ギヨーム・ミュッソ 「ブルックリンの少女」 毎年12月になると、いくつかの雑誌で今年の文芸のベスト紹介があり、ミステリーに関しても国内・海外それぞれ発表される。本作品は昨年
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1364 志水辰夫 「新蔵 唐行き」 著者は1936年生まれというから、83歳。 作家デビューは1981年なのでかなり遅い。僕は志水辰夫のデビュー時からずーっと作品を読
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1363 安部龍太郎 「婆娑羅太平記 道誉と正成」 本書は10年前にハードカバーで刊行されたものだが、このほど文庫本化された。いわゆる南北朝の動乱を描いた作品で、主役は2人。一人は楠木正成で、もう一
★洋ちゃんの読観聴 No. 1362 映画 「マイ・フーリッシュ・ハート」 オランダ映画。今から約30年前に亡くなったジャズのトランペット奏者兼歌手のチェット・ベーカーの物語。彼はアムステルダムの宿泊
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1361 森見登美彦 「熱帯」 この著者は現実から離れた幻想的なストーリーを得意とする作品を出し続けている。想像あるいは妄想と言ってもよい作品は、読者により好きか嫌いか
★洋ちゃんの読観聴 No. 1360 映画 「ジョーカー」 トッド・フィリップス監督、ホアキン・フェニックス主演。主人公は道化師のアーサー。コメディアンをめざしているが、サンドイッチマンな
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1359 ウィリアム・トレヴァー 「アイルランド・ストーリーズ」「密会」PCを修理に出していた間もっぱら読んだのはウィリアム・トレヴァーの短編集。この著者の作品については既に2作ここで紹介している。「
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1358 小前亮 「添乗員さん、気をつけて」 朝日だったか日経だったかの書評欄で紹介され、タイトルが気になって買った文庫本。知らない作家だったし、あまり期待もしていなかった
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1357 奥田英朗 「罪の轍」 奥田英朗は、さまざまなジャンルの作品を著すが、本作品は社会派ミステリー。少し前に著者は「オリンピックの身代金」という傑作を出して
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1356 ジョー・ネスポ 「闇にひそむ獣」 北欧のミステリー作家の最新作。ノルウェーの刑事ハリー・ホーレのシリーズの7作目。最初にハリー・ホーレ・シリーズについて説明して
★洋ちゃんの読観聴 No. 1355 映画 「ある船頭の話」 俳優オダギリジョーが初めてメガフォンをとった。時代はよく分からないが明治の後半から昭和の初めあたりのどこかだろう。舞台
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1354 ローレンス・ブロック編 「短編画廊 絵から生まれた17の物語」 エドワード・ホッパー(1882−1967)というアメリカの画家がいる。僕が大好きな画家の一人だ。そして、ホッ
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1353 ウィリアム・トレヴァー 「異国の出来事」 前回この作家の短編集「聖母の贈り物」に感動し、続けて同じ作家の短編集を図書館で借りた。こんども前回同様に12編が収
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1352 ウィリアム・トレヴァー 「聖母の贈り物」 読観聴では原則、新刊を紹介している。なので今回は例外となる。2007年の出版なので10年以上も前の本。たまたま図書
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1351 一木けい 「愛を知らない」 前回紹介した一木けいのデビュー作品に感動し、引き続き2作目の本作品を読んだ。今回は長編だ。どうやら高校生が主人公の青春もの
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1350 一木けい 「1ミリの後悔もない、はずがない」 これが、この作家のデビュー本である。5編の短編が収められている。最初の作品が雑誌で評判をよび、続けて3編が別の雑誌に載り、そして本
★洋ちゃんの読観聴 No. 1349 映画 「新聞記者」 森友・加計問題で活躍した東京新聞の記者、望月衣塑子が著した新書を原案として、フィクションとして仕立て直した作品。監督は藤井道人。明ら
★洋ちゃんの読観聴 No. 1348 映画 「よこがお」監督・深田晃司、主演・筒井真理子のコンビ2作目。第1作の「淵に立つ」の感動があり、このコンビによる2作目ということで飛びついた次第。訪問看護師(筒井)は末期がん
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1347 ケイト・クイン 「戦場のアリス」 文庫本で650ページの大作。アメリカでミリオンセラーとなっている本書は、勇気ある2人の女性の物語。1915年と19
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1346 水野和夫&山口二郎 「資本主義と民主主義の終焉 ――平成の政治と経済を読み解く」 経済学者と政治学者の共著。平成31年間を6つに分け、それぞれの数年間の政治と経済の動きを要約し
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1345横山秀夫 「ノースライト」あの名作「64」から6年、横山秀夫久々の新作である。もちろんミステリーなのだが、警察小説ではない。あれーっという感じだ。しかも、殺人はないし、警察官も出てこない。素人が探偵っぽい動きをす
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1344 浅田次郎 「天子蒙塵」 浅田次郎の中国の近代史シリーズ、完結(らしい)。第一部「蒼穹の昴」で始まったシリーズは、第二部「珍妃の井戸」、第三部「中原の虹」
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1343 芦沢央 「許されようとは思いません」 1984年生まれの若い女性作家の短編集。 ミステリーなのだが、ホラーの香りがする。受注のミスをカバーしようと画策する営業マ
金融庁の審議会が作成した資産形成リポートで「夫65歳妻60歳夫婦が30年生きるとしたら毎月5万円不足しており2,000万円が必要」とされ、これが波紋を呼んでいる。人それぞれ生活パターンや資産、所得が異なり、ここで示された“平均”と言われるモデルが、ど