★洋ちゃんの読観聴 No. 1570 映画 「RRR」 インド映画。監督はS.S.ラージャマウリ監督。ときは1920年、舞台は英国植民地時代のインド。英国の統治に反抗するインド国民の活動が盛んな中にあって比較的穏健
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1569 今村翔吾 「塞王の楯」 今村翔吾の直木賞受賞作にして現時点での最高傑作。「矛盾」という言葉がある。元々は中国の言葉で韓非子にあるお話。楚の国に矛を売る商人と楯を売る商人がいた。どん
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1568 今野敏 「探花 隠蔽捜査9」 大沢在昌にとって「新宿鮫」がその後の作家人生を決定づけたように、今野敏にとっての「隠蔽捜査」シリーズもまた彼の職業作家としての地位を確立したものだ。世の
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1567 浅田次郎 「一路」 2013年初版の浅田次郎の時代小説。この著者としては珍しいユーモア小説である。ときは幕末で参勤交代の話である。参勤交代というと城を持つ大名が行うものと
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1566 ブレイディみかこ 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2」僕はブレイディみかこのファンである。この人の社会を見る眼は鋭い。プロの社会学者顔負けだと思う。そして目線が下からなのである。
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1565 大沢在昌 「新宿鮫XI 暗約領域」 大沢在昌の出世作、「新宿鮫」シリーズの11作目。新宿署の鮫島は一匹狼の辣腕刑事で、これまで数々の事件を解決してきた。土地柄相手は暴力団やアジア系外国人の組織である