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日記一覧

☆洋ちゃんの読観聴 No. 1632          青山文平 「本売る日々」             本屋というのは作家にとって身近な仕事であろうと思う。だが、本屋を取り上げた小説は多くない。僕も国内・海外合わせても数冊くらいしか思い浮かばない

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☆洋ちゃんの読観聴 No. 1631       國分功一郎 「暇と退屈の倫理学」      東大と京大の生協でベストセラーになっている本だそうだ。著者は東大の哲学専門の先生だ。哲学と聞くとちょっと引きそうかもしれないが、本書は大変平易な文章なので

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☆洋ちゃんの読観聴 No. 1630       森沢明夫 「大事なことほど小声でささやく」   これは万人に安心して薦められる人情話だ。文庫本で6章仕立てなので、電車の中などでも読みやすい。この作家が有名になったのは、吉永小百合主演の映画「ふしぎ

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★洋ちゃんの読観聴 No.1629         美術展 「デイヴィッド・ホックニー展」 現代で最も革新的な画家の一人と言われるデイヴィッド・ホックニーの個展が現在東京都現代美術館で開催されている。彼の60年以上にわたる多彩な作品約120点を見ること

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☆洋ちゃんの読観聴 No. 1628        相沢沙呼 「霊媒探偵 城塚翡翠 メディウム」 4〜5念前に複数の雑誌による年間ミステリーベストの上位に選ばれた作品。いわゆる本格モノと言ってよい。推理作家の香月史郎は、ときどき警察の協力して犯人逮

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☆洋ちゃんの読観聴 No. 1628        相沢沙呼 「霊媒探偵 城塚翡翠 メディウム」 4〜5年前に複数の雑誌による年間ミステリーベストの上位に選ばれた作品。いわゆる本格モノと言ってよい。推理作家の香月史郎は、ときどき警察に協力して犯人逮

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阪神「アレ」の決起集会
2023年09月08日09:29

今はないが、かつて阪神ファンが集うサイトがあって、ファン同士の交流の場となっていた。元々は阪神タイガースの公式サイト内でファンが書き込むコーナーがあり、そこがスタートだった(僕の記憶では1997年頃だったと思う)。ときにはオフ会と称し、実際に会

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☆洋ちゃんの読観聴 No. 1627        砂原浩太朗 「藩邸差配役日々控」        これは前々回紹介した著者の4作目の作品である。2作目と3作目は同じ藩の出来事の話だったが、今回は別の藩である。東北の小藩のようだ。主人公は江戸屋敷に

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☆洋ちゃんの読観聴 No. 1626         ナンシー・フレイザー 「資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか」  ちくま新書の最新刊。原題名は「Cannibal Capitalism」(共食い資本主義)。ここ10年くらいか、資本主義の欠陥について正面から語る学

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