☆洋ちゃんの読観聴 No. 1508 ユーディット・W・タシュラー 「誕生日パーティー」これは歴史小説でありミステリーでもあり家族小説でもある。舞台は今日のオーストリアと1970年代のカンボジア。過去と現在が行ったり来たりする構成となってい
★洋ちゃんの読観聴 No. 1507 映画 「キングスマン ファースト・エージェント」 英国のスパイ映画「キングスマン」シリーズの第3作。これまでの2作は現代の話だったが、今回は100年前の話。キングスマンという民間のスパイ組織がどの
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1506 生馬直樹 「フィッシュボーン」 初めて読む作家の作品だ。1983年生まれ、2016年デビューで、本作品が4冊目。不幸な生い立ちの少年が3人登場する。陸人の父親はヤクザの組長、航は
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1505 佐江衆一 「野望の屍」 昨年86歳で亡くなった佐江衆一の遺作である。86歳で本書を書き終え、まもなく亡くなった。高齢にもかかわらず、その執筆意欲に驚く。著者は、数々の作品を残したが、
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1504 山本兼一 「利休にたずねよ」 2014年に亡くなった山本兼一の2008年の作品で、本作品により直木賞を受賞している。洋ちゃんの読観聴では基本的に新刊を紹介することを旨としているのだが、今
☆★☆★☆洋ちゃんの読観聴 2021年間ベスト 小説<海外>カリン・スローター 「グッド・ドーター」<国内>一穂ミチ 「スモール・ワールズ」ノンフィクション斎藤幸平 「人新生の資本論」映画<海外>韓国映画 「逃げた女」<国内>「すばらし
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1503 ローレンス・ブロック 「短編回廊」 2年前に同じ編者による「短編画廊」というタイトルの短編集が出版され、ここでも紹介した。エドワード・ホッパー(僕の好きな画家だ)の絵画作品にインスパイ
★洋ちゃんの読観聴 No. 1502 映画 「チェ―シング・トレイン」 これは1967年に40歳の若さで亡くなったジャズのサキソフォン奏者ジョン・コルトレーンの生涯を表したドキュメンタリー作品である。残された映像とコルトレーン
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1501 若竹七海 「パラダイス・ガーデンの喪失」若竹七海の最新ミステリー。舞台は湘南の葉崎という架空の町。小さな町で、最近になり移り住んできた住民もいるが、多くはこの町で生まれ住み続ける人たちだ。母親が高台