☆洋ちゃんの読観聴 No. 1377 カリン・スローター 「サイレント」 前々回に、気になる本がなかなか読まないという話をした。この作家の本もその類だ。21世紀初頭にデビューしたスローターは、ミステリー&サスペンス作家
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1376 伊吹亜門 「刀と傘 明治京洛推理帖」 本格ミステリーにして歴史小説でもある傑作。 新人作家のあざやかなデビュー作品だ。5編の短編が収められた本作品は、幕末から明治初期に
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1375 村田沙耶香 「コンビニ人間」 読書を趣味とする人なら多かれ少なかれ経験があると思うのだが、気になる本を見つけたものの結局読まずじまいで終わることがある。新聞や雑
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1374 ドナルド・L・マギン (村上春樹 訳) 「スタン・ゲッツ 音楽を生きる」 ジャズのテナーサックス奏者スタン・ゲッツの伝記である。これをゲッツ・ファンの村
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1373 伊岡瞬 「悪寒」 殺人事件を扱ったミステリー。ある殺人事件をめぐって真犯人は誰なのだろう、というのが本筋。だが、この小説のメインテーマは日
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1372 中路啓太 「昭和天皇の声」 この作家の作品を読むのは初めて。1968年生まれ、東大大学院人文社会系研究科博士課程の単位取得という学歴。研究者・学者の道をやめ、
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1371 川越宗一 「熱源」 2019年の歴史時代小説で一番との評判が高い作品。著者は本作がデビュー2作目なのだが、既に大家の雰囲気を感じさせる。デビ