☆洋ちゃんの読観聴 No. 1461 半藤一利 「幕末史」 先月、半藤一利氏が亡くなった。彼は大学に籍を置く教授ではないが、歴史学者と呼んで差し支えないのではないかと思う。彼の代表作と言えば「昭和史」だが、これ
★洋ちゃんの読観聴 No. 1460映画 「ブータン 山の教室」都会に住む人間が田舎を訪れ土地の伝統文化に触れたり人々の素朴な生活や習慣に感動するというドラマ設定は珍しくない。欧米でも日本でも映画で描かれてきた、近代社会における普遍的なテーマと言え
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1459 カリン・スローター 「彼女のかけら」 2つのシリーズものがコンスタントに出版されているスローターだが、本作品は独立もの。2人の女性の物語で、この2人は母と娘だ。そして過去と現在が交互に著され
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1458 宮下規久朗 「カラー版 1時間でわかるカラヴァッジョ」カラヴァッジョについての書籍はかなりあると思うが、一番書いているのは宮下先生ではなかろうか?その先生が最近著したのが本書で、新書220ページくらいの
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1457 マーク・グリーニー&H.リプリー・ローリングス4世 「レッド・メタル作戦発動」 今どき珍しいと言ってよい本格的な戦争小説である。近年の戦争は科学技術への依存が高く、視界の届かない敵に対し
★洋ちゃんの読観聴 No. 1456 映画 「ノマドランド」 日本でホームレスと言うと、路上生活者のイメージだが、アメリカでは、大都市部のテント生活をのぞき、だいたいがキャンピングカーないしヴァンといった車である。