僕は良かったと評価する。日韓両政府、それぞれに不満はあるかと思うが、うまく譲歩したという印象だ。どちらかと言えば、韓国側の譲歩のほうが大きい気はするが。日本の右側勢力は不満だろう。だが、「不可逆的」解決ということで、蒸し返しは控えるべきだろ
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1102 若竹七海 「さよならの手口」 少し変わった名前なので、この作者のことは僕の頭の中にはずーっとあったのだが、実は著者の作品を読むのは今回が初めて。40過ぎの女性推理小
今年はワールドカップで日本が南アフリカに勝つなど、ラグビーが注目された。長年のラグビーファンとしてはうれしい限りだ。日本では昔から大学ラグビーに人気があり、技術的に上の社会人ラグビー(その一番上のリーグが「トップリーグ」だ)の試合にはあまり
★洋ちゃんの読観聴 No. 1101 写真展 「K2 石川直樹」 僕は普段あまり写真は見ない。報道写真はニュースを読む過程で見るが、そうした報道写真家の展覧会はめったに行かない。せいぜいロバ
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1100 ウィリアム・ケント・クルーガー 「ありふれた祈り」 1961年のアメリカ・ミネソタ州の小さな村で起こった殺人事件。これは犯人捜しのミステリーではあるが、家族・人の絆・信頼と愛憎・宗教
★洋ちゃんの読観聴 No. 1099 映画 「杉原千畝 スギハラチウネ」 最近になって知られるようになった“日本のシンドラー”杉原千畝の物語の映画化。優秀な外交官の杉原だが、満州での活躍
★洋ちゃんの読観聴 No. 1098 映画 「海難 1890」 日本・トルコ合作映画。遠く離れた両国だが、その強い絆を表す2つの出来事が、一部脚色はあるものの、ほぼ史実に基づき映画化された。1890年、
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1097 ピエール・ルメートル 「悲しみのイレーヌ」 昨年「その女アレックス」で日本のメディアにおいて海外ミステリー部門を総なめした著者の、これはカミーユ・ヴェルーヴェン警
★洋ちゃんの読観聴 No. 1096 映画 「007 スペクター」 ダニエル・グレイグがジェームス・ボンドを演じるのはこれで4作目。ボンドを自家薬籠中のものにしたと言っていいだろう
★洋ちゃんの読観聴 No. 1095 今年の日本ジャズ 眺望 そう言えば今年ジャズのライブひとつも行かなかったなあ。でもラジオやTower RecordでCD試聴するなど、新作のチェックはある程度している。ジャズはマイナー・
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1094 ユッシ・エーズラ・オールソン 「特捜部Q 吊された少女」 デンマークの警察小説シリーズの第6弾。カール・マーク警部補をリーダーに、アラブ人のアサドと女性のロ
喪中ハガキが届くシーズンである。 たいていは、友人・知人から親が亡くなったという連絡なのだが、たまに配偶者が亡くなったというのもある。数日前に1枚の喪中ハガキが届いた。私の大学の2年先輩が逝去したというもので差出人は奥様と娘さんだった。今年
[ノンフィクション]<海外> 該当なし<国内>武田砂鉄 「紋切型社会」 小林公ニ 「アウシュビッツを志願した男」[フィクション] <海外>ユッシ・エーズラ・オールスン 「アルファベット・ハウス」<国内>乙川優三郎 「トワイライト・シャッフル」
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1093 加藤典洋 「戦後入門」 著者は文芸評論家で、歴史や政治、外交や安全保障の学者ではない。しかし、長年戦後の日本を論じてきた。その著者が、いわば集大成とし
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1092 ピエール・ルメートル 「天国でまた会おう」 なんとハードカバーと文庫本で同時発売。出版社の力の入れようがわかる。昨年「その女アレックス」が大ブレークしたルメー
★洋ちゃんの読観聴 No. 1091 映画 「エベレスト 3G」 これは今から約20年前に起こったエベレストの遭難事故を事実に基づき再現させた映画。エベレスト登山は「観光」化されて
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1090 安生正 「生存者ゼロ」 ジャンルとしてはパニック・サスペンス。新人作家のデビュー作であり、いろいろ瑕疵も多いのだが、迫力があって読ませる。北海道
外国に行って日本のショップを発見し、ああここまで来たか、と思うことが多い。キティちゃんはどこの国にもあり大人気だ。コンビニは中国をはじめアジアにかなり進出している。ローカルな商品もあるが、日本と変わらないおにぎりもある。佐川急便やクロネコヤ
★洋ちゃんの読観聴 No. 1089 美術展 「プラド美術館展」 東京駅近くにある「三菱一号館美術館」は僕のお気に入りの美術館だ。外観がレンガで綺麗だし、入口の前の小さな庭も感じが
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1088 ジェフリー・ディーヴァー 「スキン・コレクター」 毎年この時期になるとディーヴァーのライム捜査官シリーズの新刊が発行される。 元ニューヨーク市警察の優秀な警
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1087 ユッシ・エーズラ・オールソン 「アルファベット・ハウス」「特捜部Q」シリーズで人気のデンマークのミステリー作家、オールソンのデビュー作が本書だ。第二次世界大戦における英国の兵士2名の
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1086 ジャック・クーリー 「髑髏の檻」 米国アラバマ州の小都市モービルの市警刑事カーソン・ライダーのシリーズ6作目。ミステリーもいろいろなスタイルがあるが、本シリーズはサ
★洋ちゃんの読観聴 No. 1085映画 「アメリカンドリーマー 理想の代償」 現代社会におけるビジネスはクリーンで通すことができるのか? ビジネスマン経験のある人なら誰でも会社の利益のために倫理に反する行為に手を染めることがあると僕は
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1084 白石仁章 「杉原千畝 情報に賭けた外交官」 「六千人の命のビザ」「日本のシンドラー」として知られる杉原千畝の外交官としての活躍を著したノンフィクション。著者は外務省外交資料館
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1083 真保裕一 「レオナルドの扉」 おやっと思って本書を手にした。真保裕一と言えば、大人向けの推理小説を書き続けてきた作家であり、今やベテランの域に入りつつある
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1082 映画 「キングスマン」 スパイ映画でアクションたっぷりの作品。ロンドンに本部を置くスパイ機関は、どこの国の機関でもない。富豪たちから資金を集め、世界の悪を撲滅するた
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1081 青山文平 「鬼はもとより」 直木賞候補にあがった作品。この作家は経済誌の編集にたずさわっていた元会社員。デビューは遅く、既に60代後半だが、作品はま
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1080 米澤穂信 「王とサーカス」 今一番売れっ子のミステリー作家の一人、米澤穂信の最新作。新聞社をやめてフリージャーナリストとなった大刀洗万智は、雑誌社の依頼で
連休中は帰省していたので、遅ればせのコメント。僕は見るスポーツで一番好きなのはラグビーなので先日の南アフリカ戦は興奮と感激でした。ラグビーのプレーやルールを知らない人が多いので少し解説すると、ラグビーは番狂わせの少ないスポートと言われていま
☆洋ちゃんの読観聴 No. 1079 桂望実 「嫌な女」 少し前に黒川博行の「後妻業」を紹介したが、こちらも結婚詐欺の話だ。ただし、「後妻業」が結婚を繰り返し夫を殺して遺産金や