●4月21日(土) 晴れ ▼う巻、揚げ出し豆腐、おから、トマト、枝豆、釘煮、菜の花漬、わけぎの酢ぬた。 テーブルに広げられた酒肴に、びっくり。 「あんた、きょうは練習だったから、これで辛抱してね。 酢ぬたはイカがなかったので、タコ
●4月14日(土) ▼目が覚めると、暗い。 ときどきあること、と思いつつ 起きる。 天安門か、紫禁城か、 火事で燃えている。 ▼私の花見大会も、 妻の花見大会も、 終わった。 私は明石公園で、4分咲き。 妻は垂水健康公園で、
●4月2日(月) 晴れ ▼去年は一月に胃潰瘍で入院し、退院後も2週間ほど自宅療養で、 結局、働いたのは初出勤の日1日だけで、1ヶ月休んだ。 そのため、二月から仕事が始まる塩梅となり、1年が何とも早かった。 しかし、今年はそれよりも、も
●3月31日(土) 晴れ ▼きのうは仕事が終わって、三宮に出た。 ジュンク堂で「本」を買って、今晩は妻がシャンソンで 遅くなるので、どこか、メシか酒か、休憩のできる店を 探した。 東急ハンズあたりは週末で、若い人たちが大勢出ていた。
●3月29日(木) 晴れ ▼天気予報で、大阪の最高気温が15度と言っていた。 湊川公園駅の地下道から、あがったすぐの所にある 辛夷(こぶし)の枝を見上げた。 やわらかな産毛に包まれた蕾は もうかなりふくらんでいて、 朝の光を浴びて、
●3月26日(月) 晴れ ▼ここは大阪・谷町筋。 横道に入ると、寺が多い。 白壁の囲いの切れる四辻のところに 黒い猫が、門の前で日なたぼっこをしている。 どうして、私はこんなところを歩いているのだろう。 猫を見て私は、そのことに気づ
●3月23日(金) 雨のち曇り ▼ほんとうに今週も終わってしまった。 水曜日の夜ともなれば、あと2日・・、木曜日と金曜日・・、と思い、 気分は全く週末で、 次の日の夜には、あと1日残っていることさえ忘れ果て、 きょうが金曜日の夜かと
●3月20日(火) 晴れ ▼私が生まれた母の実家のすぐ前に、「マイケ」という池がある。 「前池」が詰まって、「マイケ」になったのだろうと思う。 マイケから、まっすぐ山に向かうと「馬の背」がある。 山の稜線が馬の背中に似ているところから
●3月17日(土) 雨 ▼ここに2冊の詩の「本」がある。 一冊は、30篇の「死」をめぐるアンソロジーで もう一冊は、24篇の「記憶」についての詩集である。 ともに発行日付は、「2012年3月30日」で これからやってくる未来の日付に
●3月16日(金) 晴れ ▼私は中学生になるまで、小学1年から小学6年の間、 寝る前は、着ていた物を丁寧にたたみ、暗闇の中でも すぐに服を着ることができるよう、ズボンを一番下に、 肌着のシャツが一番上になるように、枕元に置いて寝ることを
●3月14日(水) 晴れ ▼10日程前、仕事帰り喫茶店に寄った。 小一時間、「本」を読んで そこを出て、駅に向かった。 改札の手前で、上着のポケットに手をつっこんだが 定期入れがない。 左ポケットには、いつもハンカチとティッシュ
●3月13日(火) 晴れ ▼きのう出掛けに、 「あんた、手袋は? 忘れてない?」と聞かれたが、 「大丈夫。要らない」と答えた。 玄関を出て、階段を4、5段歩んで すぐ、しまったと思った。 一旦は木綿にしたが、1週間前から、 また
●3月11日(日) 晴れ ▼帰って来た妻が言うには、 「きょう、職場で、震災特別番組をずっと見ていた人が その人、阪神淡路のとき被災したんだけど、気が少しヘンに なったんだって・・」 と言う。 思い出すのが厭だから、震災関係の
●3月10日(土) 晴れ ▼私は観てないけれど、イラン映画『桜桃の味』には、 こんな小話が出てくることを、ある「本」で知った。 全身が痛いという男がいた。 頭をさわれば、頭が痛い。 腕をさわれば、腕が痛い。 そう訴える男に
●3月8日(木) 曇り ▼15度を超え、20度近い日があれば、 10度を下回る日もある。 TVでは、土手に芽吹いた土筆(つくし)の 映像を流していた。 春のごく当たり前の景色なのに、実際には もう随分、見ることがなくなった。
●3月7日(水) 晴れ? ▼朝食のあと、『カーネーション』を見て 職場に電話をした。 代務の話では、給水ポンプの定期点検の業者が まだ来ない、ということだった。 業者に電話して、確認をとるように指示すると 折り返し代務から「昼から
●3月3日(土) 晴れ ▼図書館に行ってきた。 『こんな晩だったなぁ』という話は、題は少し違って 『こんな晩やったなぁ』であった。 ▼むかしむかし、漁師がいてな、 金に困って、とうとう 按摩(あんま)さんに無理を言うて、 借りたんや
●3月1日(木) 晴れ ▼いま、昼休み、新潮文庫の夏目漱石「文鳥・夢十夜」を読んでいる。 「こんな夢を見た」で始まる『夢十夜』の「第三夜」は 次のような話である。 インターネットの「青空文庫」から、以下、書き写す。 =======
●2月28日(火) 晴れ ▼胃の半年検診で、きのう神戸医療センターに行ってきた。 病院が建っているあたりは、須磨の北部の丘陵地帯で ここからは、左に高取山、右手に横尾山が見える。 風は冷たく、陽は暖かい。 空は明瞭に春の色である。
●2月25日(土) 天気不明 ▼私の一番の健康法は「睡眠」である。 他に何か健康によいことをやっているか、 というと何もないので、正確には、唯一の健康法というべきか。 いよいよ、好きな事しか、やらなくなった今、 毎日、夏でも冬でも、
●2月22日(水) 曇り一時雨 ▼2、3日前の、NHKの朝の連続ドラマ『カーネーション』で、 泉州繊維商業組合・組合長役の近藤正臣が、主人公の糸子の店を訪れ 糸子の子供・3姉妹がそれぞれに成長している姿を見て、 「ええこっちゃ」と、つ
●2月18日(土) 雪 ▼「こんな日に出かけるの、イヤーね」と妻は言う。 外は白い雪が小止みなく降り、しだいに吹雪いてきた。 きょう、妻はシャンソンのミニ・コンサートだ。 私は、団地の、持ち主不明の放置自転車の 撤去作業の予定であっ
●2月5日(日) 晴れ ▼去年は1月いっぱい休んだので、1年が11ヶ月で、 ほんとに1年が短かった。 今年も1月が終わって、2月も5日。 「時に呑まれる」か、「時を呑む」か。 1ヶ月の長さを測ってみる。 ▼先週あたりから、職場でも風
●1月30日(月) 曇り ▼午後3時すぎ、霙交じりの雨となる。 傘をもって来なかったので、銀行からは 地下道をくぐり、向かいの廣田刃物店に行く。 1階パイプスペースの扉の鍵のスペアを作って もらう。 清掃員がそこに掃除道具を収納し
●1月27日(金) 晴れ ▼「さぁ、きょうはダラダラするぞ!」と妻は はりきっている。 6勤後の休日で、シャンソンの練習もない。 たまたま私も年休で、家にいるので、 それで、心おきなく家事全般をさぼるために、 私に向かって、「
●1月25日(水) 曇り ▼午後、年末の「消防設備点検」の結果を届けに、 兵庫消防署へ向かった。 新開地商店街を通り、ゆるやかな勾配を上って 湊川公園に出た。 人影のない小高な丘に、風花が舞って来た。 どんよりとした鈍色の空に、
●1月23日(月) 曇りのち雨 ▼「さぁ、きょうは早く寝るぞ!」と言うと 妻は「うそでしょう!」と、すこしも執り合わない。 日頃の夜更かしの実績があるので、 信じてもらえない。 ▼きのう、TVのニュースで 「政府の原災本部 議事録を
●1月22日(日) 晴れ ▼「どぉ? いい?」と妻が聞くので、 「ああ、どこかの奥さんみたいだ」と答える。 妻はいま、ハンチングの帽子に凝っていて、 先日には出がけに、きょうみたいに聞くので 「後から見ると、こそ泥。前から見ると豆探