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2012年03月23日22:27

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■一日の労は

●3月23日(金)  雨のち曇り

 ▼ほんとうに今週も終わってしまった。

  水曜日の夜ともなれば、あと2日・・、木曜日と金曜日・・、と思い、
  気分は全く週末で、
  次の日の夜には、あと1日残っていることさえ忘れ果て、
  きょうが金曜日の夜かと錯覚する。

 ▼妻が、帰りが遅くなると言ってたので「まるちゃん」に寄り、
  あかせん・レバ・ホルモンの3点盛りとロースをたのみ、
  焼酎『小松帯刀(こまつたてわき)』のお湯割りを注文する。

  妻は、私が外食すると、
  「あなた、素敵! 大好き!」
  と言ってくれる。

 ▼家とはちがい、お湯割り一杯がよく効く。
  充足感をともない自分の体が重たく感じられる。
  
  湊川公園駅までの途中で、
  このあいだ手袋を無くした喫茶店に寄り、
  休憩。

 ▼女の子も、奥さんも居なくて、
  替わりに、水とお絞りをマスターが持って来た。

  ゆっくり、ぐるっ、ぐるっと首を回している私を眺め、
  「さぞお疲れで・・」といった同情みたいな表情をして
  注文を訊いていった。

 ▼コーヒーが来るまでの、ボーっとした時間、
  どこからか、
  『一日の労は一日にて足れり』という章句が
  浮かんできた。

  遠い昔、『中学○年コース』とかいう月刊雑誌があって
  そこに、マルティン・ルターの話と肖像画が掲載されていて、
  そして、この言葉もあったように思う。

 ▼また、これも昔、
  銭湯で出遭った労務者風の男が、
  一日の仕事を終えて、湯あがりに
  番台で買った10円のポマードを、ゆっくり
  ていねいに、髪に塗りつけている満足そうな姿を
  私は見たことも、思い出した。


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