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2012年03月26日21:54

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■記憶と夢

●3月26日(月) 晴れ

 ▼ここは大阪・谷町筋。
  横道に入ると、寺が多い。

  白壁の囲いの切れる四辻のところに
  黒い猫が、門の前で日なたぼっこをしている。
  どうして、私はこんなところを歩いているのだろう。
  猫を見て私は、そのことに気づいた。

  ゆるやかな坂になった四辻のむこうを歩いているのは
  次男とホノカではないか?
  声が聞こえない。

  そうか、寺の向かいに保育所があり、
  そこからホノカが走ってきて、私に抱きついてきたのだ。
  でも、どこへ向かって歩いているのだろう。

 ▼私は一生懸命、思い出そうとする。
  保育所に来たのは、どうやって来たのか。
  それがわかれば、いま歩いている目的もわかるはずだ。

  頭が痛い。どうやって来たのか。
  そうだ、車から降りたのを思い出した。
  そのとき、チエちゃんとユイカもいたのだ。

  でも、その二人がいない。
  私は急に不安になる。

  なんで歩いているのか、わからないけど
  千日前だったか、黒門市場だか、そこのところを
  通ったような気がする。

 ▼そうだ、みんなで食事をしたのだ。
  そのときは、チエちゃんもユイカもいた。
  なのに、私は、また歩いている。

  電車にも乗った。
  歩いたのが先か、電車に乗ったのが先か、
  思い出した、大きな郵便局が電車から降りたら、あった。
  
  そうだ、次男の家に行ったのだ。
  テーブルがあって、そこにはホノカも
  ユイカもいて、ジグソーパズルをした。

  でも、私はまた知らないところを歩いている。
  細い道を歩いている。

 ▼見たような風景。ここは来たことがある。
  妻の甥の結婚式のとき、来た駅だ。
  そうだ、ここはUSJへ行くときの駅だ。

  私はホッとした。

    ・・・・


 ▼これは、おととい私の見た夢であるが、、
  夢の中で、私は、なんで歩いているのか、
  いま、どこを歩いているのか、そのことばかり気になって
  一生懸命、思い出そうとしていた。

  目覚めて、これは以前に日記に書いた、
  孫娘の保育園の「生活発表会」の日の出来事を
  夢の中で反芻していたことに、気づいた。

 ▼人は一晩で、実はけっこう夢を見ているのだが、
  起きたとき、その多くは見たことも忘れてしまう。

  夢を見たと自覚できたものだけを
  私たちは「夢」と言っているらしい。

  では、なぜ夢を見るのか。
  それは、記憶の抽斗を整理し、脳のネットワークに
  「記憶」として定着させることと関係があるようだ。

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