今朝の新聞をみて知りました。フランク永井にいくつかの子供向けの曲を提供された作曲家の服部公一さんがお亡くなりになりました。心からのご冥福をお祈りします。
93歳でした。最近お名前を聞く機会がなかったこともあり、フランク永井ファンの方々でも、あまりお名前はご存じない方もいらっしゃるかと思います。同郷でもあり、山形ではよく知られた作曲家です。
フランク永井の子供向けの曲を手掛けた方です。子供向けでは、フランク永井で有名で代表的なのは「赤ちゃんは王さまだ」で、1963年第5回日本レコード大賞歌唱賞を受賞している曲です。これは三木鶏郎作詞作曲作品です。曲の発売は、1963年1月。
これに先立って、服部公一は前月に「フランクおじさんといっしょ」というアルバムを出しています。この中の最初の曲が「月火水木金土日の歌」で、谷川俊太郎作詞の服部作品です。1962年第4回日本レコード大賞作詞賞受賞作品です。
「とても大きな月だから」「カラスの歌」「おじさんの子守唄」「ハダカの歌」「お尻を打つよ」「べんきょうはきらい」はアルバム「フランクおじさんといっしょ」内の作品です。だから「王様は赤ちゃんだ」は先行した服部作品における、フランク永井の声に惹かれてできた作品ともいえるわけです。
フランク永井の実績とまでは言いませんが、当時明らかに子供向けの楽曲が一大流行しました。まさに引きづられてという感じで「ネムチェンコじいさん」(サトウハチロー作詞、湯山昭作曲。1963年9月)が発売されました。
のりにのった作品「赤ちゃんは王さまだ」が大賞を得られなかったのは、梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」に負けたのです。あの若く輝くような笑顔の少女が「…わたしがママよ」という歌唱、はじけるような歌声には、さすがのフランク永井も完敗だったのです。
フランク永井データブック編纂で資料としてフランク永井全作品を集めていました。その収集活動で容易く購入できなかったのは、実はこの一連の子供向け作品です。何故でしょう。大人の歌謡、ムード歌謡で押し切ろうというビクター陣の想いがあったかも知れません。レコードの発売量を抑えたようなふしを感じます。数が少なく超レアでした。
レコード大賞歌唱賞/作詞賞などを得ていながら、ソノシート盤しか出さないとか、出しても少数という事実が物語っています。ともに編纂をされたSさんは、直接服部さんに連絡を取られたりしてくれました。米国に住んでおられて実に読み応えのあるブログを書かれたいたフランク永井の大ファンの方が「フランクおじさんといっしょ」の所有者であることを知り、CD化したのを郵送代だけで入手したりもしました。
フランク永井の声は低音でソフト。ムード歌謡などのイメージをいったん頭から消せば、その声は意外と子供向けにはあっているのです。興味のある方は一度聴いてみてください。服部は多数の著作を残しているのですが、そのなかに「子どもの声が低くなる!」というのもあります。
何といっても有名なのは
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