mixiユーザー(id:4778237)

2026年01月17日16:08

104 view

AIで「令和に甦る美空ひばり」番組を楽しみました

 新年1月7日と8日連続で、BS日テレは開局25周年大型特別企画『令和に甦る美空ひばり〜今日の我に明日は勝つ〜』を放送しました。
 私が注目したのは、美空ひばりということより「最新AI技術を駆使した“バーチャル美空ひばり”の登場。新しい学校のリーダーズと「真赤な太陽」、市川由紀乃・三山ひろし・“美空ひばり博士”梅谷心愛と「川の流れのように」をコラボ」といった個所です。
 「華やかな歌手人生の裏で多くの挫折や困難と闘い続けた美空ひばりさんの波乱万丈の生涯を、当時の貴重映像や証言、数々の名曲とともに振り返る。少女時代に受けたバッシング、公演中の塩酸事件、小林旭との離婚、最愛の家族との死別、病いとの壮絶な闘い…」ということで2日間の大型番組ですので、AI問題はともかくひばりファンなら、美空ひばりに関するすべてを楽しめたものと思われます。
 近年のAI技術は「驚愕」のレベルです。ビジネスの分野では、文章がらみの仕事をAIとともに作るということがすでに常識だと言われています。他社に出すメールの文章とか、企画書など、文章力はヒトをうならせます。人間には常識はあっても知識については経験値に依存していて、至らない分野が必ず伴います。
 しかし遠い過去から現在に至るまでに、人間がもつ幅広い分野の知識を、データ労働者がAIに読み込ませた作業の結果をAIは掌握していて、必要と思えるさまざまな視点から文章を過不足なく組み立ててくれます。人間的な温かみとか豊かさとかを期待しなければ、実にそつない文章が得られます。
 それが画像の分野でも、映像の分野でもその能力が利用される時代です。ひと時期と違い、作られた結果が、そうとうなプロの手によるものとの区別が困難なレベルで、それが逆にフェイクニュースの素材となり、いらぬ社会問題まで起こしています。
 それを防止しようとする努力も続けられていますが、残念ながらAIの技術力の向上速度は目覚ましく、後追いでは解決に結びつきません。厳しすぎれば「未来への技術開発を阻害する」との反発が生まれる始末です。
 さて、美空ひばりのAIによる復活ということでは、このブログで以前にも紹介したことがあります。2019年「NHKスペシャル〜AIでよみがえる美空ひばり」での試みです。
 この分野でNHKの技術は世界的にも高く評価されています。そのNHKが「川の流れのように」の作者秋元康まで動員して新曲をつくり、等身大3Dフォログラム映像を作りました。
 結果は少し評判にもなりましたがが、まだまだファンが納得するレベルにはいたらず、断ち消えになりました。NHKの挑戦は高く評価しますが、映像的にも、音声的にも「関心」には至らなかったのです。
 それを今回は、日テレが再挑戦して、語らせ、歌わせ、デュエットまで演じさせたわけです。ご覧になったみなさんは多いと思います。さあ、皆さんはどう受け止めたでしょうか。私は、けっこう抵抗なく受け止めました。前回のNHK版は40点なら、今回は85点をつけます。不自然さはありますが、十分に許容範囲だったと思います。
 新曲は用意しなかっただけに、多数存在するレコードや映像からの歌声をもとに再作成して、幾度も聴いた演奏と、他のプロ歌手との合唱ということをメインにしたことで、新たな創出の弱点は目立ちませんでした。
 AI技術の到達点を確認できました。(写真左:今回の番組での美空ひばり。中はNHK。右は番組の登場者)
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年01月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031