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2025年01月25日12:08

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訃報 三浦洸一とアイ・ジョージ ご冥福をお祈りします

 今週、思いがけないお二人の訃報が報じられました。フランク永井の進駐軍キャンプ回り時代の盟友だったアイ・ジョージと、ビクター・恩師吉田正門下生の先輩であり同僚であった三浦洸一です。
 三浦洸一は97歳、アイ・ジョージは91歳でした。こころからお悔やみ申し上げます。
 アイ・ジョージ(テイチク・レコード、一時コロンビア)についてはフランク永井が「赤いグラス」を松尾和子とのデュエットでカバーしています。オリジナルは志摩ちなみとアイ・ジョージのデュエット。彼のことは、フランク永井はライブで米軍キャンプでともに歌っていたころのエピソードを、商売敵として面白く紹介しているのが印象的です。「硝子のジョニー」も大ヒット曲でNHK紅白には12回も連続出場しています。
 スペイン系の血を引いていることから彼の独特の風貌で歌う「ラ・マラゲーニャ」とか、後に反戦にかかわっていた時の「戦友」なども忘れられません。
 私は藤田まことの演じる「必殺シリーズ」を録画再生して良く見ていますが、先日再放送された正月特集番組で、アイ・ジョージは外人密売人のボス的役柄で登場していました。このように映画、舞台などさまざまな分野で活躍していました。1963年には米ニューヨークのカーネギー・ホールで日本人のポピュラー歌手として初めて公演したといわれています。
 写真は最近のもののようです。わずか面影がのこっています。仕事を止めるまでに幾度か顔をだしていた馴染みのショットバーで、アイ・ジョージは最近どうしているか、というような話題がでて、知り合いが元気で歌っていると言っていましたが、亡くなる直前までお元気だったようですね。
 もう一人の三浦洸一はフランク永井と時代をともにした吉田門下生で「踊子」が大ヒットして一気に有名になりました。フランク永井とは多数のカップリングでレコードを出しています。最初は1957年「霧の中の男」(海は男の泣くところ)「霧笛の町」(漁場の男)「夜行列車」(ふるさとの岬)、翌年「こいさんのラブ・コール」(釧路の駅でさようなら)。SPレコードの終りを告げる「鈴懸の頃」(流転)、EP盤になってからは1963年の「若い西銀座」(愛ひとすじに)です(カッコ内が三浦の歌)。
 何年か前の東京消防署長であったSさんは高校の1つ上の先輩で同じクラブ所属でした。彼が卒業するのを祝った場で、彼はさっそうと登場して三浦の「踊子」を歌ったのですが、これが素晴らしく、みんなで拍手喝采したのを思い出します。後年Sさんに会った時にそのときのことを話したら「そんなことあったかな」と恥ずかしそうに答えていたのですが。
 最近藤田まことものを鑑賞しているといいましたが「剣客商売」というのがあります。1998年からのテレビ放送時代劇です。ここに弥七(別名「四谷の弥七」、主人公秋山小兵衛の元弟子の岡っ引)が毎回登場するのですが、この俳優の名が三浦浩一。何ともまぁ、岡っ引き役がお似合いです。彼は数多くの役を演じていますが、これははまり役ではないかと思います。
 同様に良く見る時代劇に「鬼平犯科帳」という二代目中村吉右衛門主演のドラマがあります。1989年〜。こちらには伊三次という名の役で出ています。同じ岡っ引き役で弥七と混乱しながらみています。
 三浦浩一には歌手洸一やアイ・ジョージを超えてこれからも、元気でご活躍されることを期待しています。

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