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2024年08月12日12:47

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フランク永井のサブスク充実、次代は変化している

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「文四郎日記〜フランク永井あれこれ」下記でもご覧いただけます
https://bunshiro2014.blog.fc2.com/
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 最近「レコチョク」からメールがあった。ビクターはフランク永井の「魅惑の低音シリーズ」の第5集、第7集をデジタル化して、サブスクのサービスを充実させたようです。
 ここ数年かけてサブスクサービスの体制を整えてきて、レコチョクもそうですが、タワーレコードなどのレコード販売会社ルートで、いつでも安価でダウンロードできるようになってきました。
 サブスクという言葉は若い年代の方々にはなじんでいると思いますが、フランク永井の古くからのファン層にはあまりなじみがないかもしれません。要はネット環境を持っていれば、毎月安価な手数料を契約すれば、自分の選んだ曲やアルバムを自由に、いくらでもダウンロード、あるいはスクローミングで聴けるというサービスです。
 私は基本的にフランク永井の残した曲の全曲を所持しているのですが、フランク永井のレコード会社のビクターがデジタル復刻化したとなると、格段の質の違いがあると思えて、たまには利用させていただいています。
 今回のリリース発表では、魅惑の低音シリーズの第7集というのが含まれていますが、このシリーズは、1956年から1964年にかけて1〜14集が発売されました。
 フランク永井がデビュー以来発売されたモノラルのシングル曲をアルバム形式で8曲から10曲程度を納めたものです。注目すべきは、シングル盤で発売されていない新曲を毎回、数曲入れていることです。14集までに38曲あります。
 14集が出た後半の時期に、傑作集1・2、アルバム、ステレオ傑作集と4枚関係盤がでていて、ここでもシングル盤にない曲は8曲あります。
 現在までに、シリーズ全18枚中7枚まで出ていますが、ぜひとも最後まで出して欲しいものです。以前に第1集が「デラックス版」として出され、そこに当時の盤には入っていない名曲も入れられていたことを紹介しました。
 また、フランク永井の魅惑の低音シリーズ発売時期の前半に、リリースされていた「ラブ・レター」「悲しみよこんにちは」といったアルバムも、すでに提供されています。
 「魅惑の低音シリーズ」は、モノラル時代に出たものです。連続的にステレオの時代に突入し、新たに開始されたのは「ステレオ・ハイライト」シリーズです。これは1964年から1966年までに6枚発売されました。これもすでにサブスクで楽しめます。
 ステレオ・ハイライトシリーズでも、シングル盤にない曲を含めています。全体で17曲あります。
 ファンが以前に、どうしても復刻して発売して欲しいと願っていた「WOMAN」「マホガニーのカウンター」といったアルバムも、いまでは実現されています。デジタル化で残されている貴重盤は少なくなったのですが、1969年「旅情」、1972年「NHKあなたのメロディ―」あたりでしょうか。前者は橋本淳+筒美京平によるもので同年の芸術祭参加作品です。
 ここではフランク永井がろうろうと、いわば長編歌謡曲を歌い上げていて、彼の新たな歌唱力の側面を浮き彫りにしたレア・作品です。後者は、全曲がNHKあなたのメロディ―で一般の作詞・作曲作品を披露したものですが、NHK自身が発売されている復刻作品集にはない曲ばかりです。
 少し前までは、フランク永井が歌った古い作品を容易に楽しむことはできませんでした。レコード盤をCD盤という物質的なメディアで復刻させることは、それが売れなければ採算が取れません。そのために、多少のリクエストがあってもレコード会社は発売に一歩足を踏み出せませんでした。
 それが近年ネットでのストリーミング、ダウンロードという楽しめる手段の恒常化によって、フランク永井ファンの要望に対応できるようになったということです。
 時代は、技術の革新で大きく変化した、ということを深く感じたのが、このサブスクの広がりです。

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