私にとってたしか4〜5枚目のボウイ。ベスト盤を別にすれば初めて手にした過去作、まずは名盤からという王道。ところが半分近くの楽曲はすでにベスト盤で聴きたおしていたので、そうでない曲とのギャップ多々。のちのち戦メリや「レッツ・ダンス」でボウイの世界に踏みこんだひとに、入門編として薦めていたのがこのアルバム。
もう何度も書いているけど、ジャケットに映る裏通り(Heddon St.)は、人に教えてもらうまでそうと知らず何度も行き来していた。ロンドン繁華街のど真ん中、混雑を避けるべく通る殺風景な抜け道。いまではけっこうにぎやかな一角のようで、「へどん横丁」なるうどん屋が日テレ「アナザースカイ」DAIGO登場の回にチラッと映っていた。
このアルバム当初の邦題は”ロック史上最大の誤訳タイトル”とか。でもいまとなっては、シンプルな本来の意味より、邦題のほうがずっとカッコ良く思えたりして、当時のレコード会社はあえて間違ったのではなんて思ってしまう。まあ音楽に限らず、原題と邦題の違いを愛でるのは、原題語圏のひとには味わえない楽しみだと思うし。
せっかくなのでこのレココレ最新号に関して。第3特集が松尾清憲。実はあんまり聴いてない。記事を読むとなんで聴かなかったのかという思いだけが残った。あと、湯川れい子Xメイ・パン対談、これは貴重。ともあれこのジギー主演の一大絵巻、半世紀以上経ったいまでも、入門編としてふさわしいボウイ作品だと確信しています。
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