「渋谷系スタンダード化計画」も10年目。今回は”歌謡曲を歌う”と題し、渋谷系に多大な影響をあたえた筒美京平=橋本淳作品をメインとした一夜。映画「バービー」に登場した黒いドレスを模したという、きらびやかな装いで野宮真貴ステージに。ツカミは原曲をかなりイジった「ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)」。
数多くのヒットを持つこのコンビ、ただし今回の選曲は一筋縄ではいかず、「くれないホテル(西田佐知子)」「私自身(いしだあゆみ)」「Hey Girl(ザ・スクーターズ)」と渋いところが続く。筒美=橋本作品にこだわらないところでは「瞳はダイヤモンド(松田聖子)」「夢で逢えたら(シリア・ポール」といった有名どころも。
そして今回の目玉、ゲストの平山みき登場。彼女のラッキーカラー、鮮やかなイエローのふわっとしたドレスに身を包んで登場、いきなり「真夏の出来事」。ああついにこの昭和歌謡の名曲をナマで味わえる日が来たかと感涙。ことし74歳、若いころ以上にあの独特の歌声に磨きがかかっているような。さらに「フレンズ」でまたしみじみ。
このBBL恒例企画は毎回セットリストを詳しく解説したリーフレットが配られる(フォト右〜もちろんライブ終了まで見ない)。このあたりはいかにも小西康陽イズムの浸透といったところ。そういえばアンコール3曲目は「東京は夜の七時」、この夜最大の熱狂を味わうと、やっぱりピチカート・ファイヴの復活を願わずにおれません。
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