立つ虎あとを濁さず

日が傾き始めてもライトスタンドはまだまだ暑い。来月早々には目の前の芝生で高校生たちが炎天下のプレー、これはやっぱり酷やなあと。先日府予選を灼熱の観戦、我が母校は5回コールドで負けてくれてよかったと、自分の身体だけわがままに考えるとマジでそう思った。あれで9回試合だったらたぶんどこかでくたばっていたなと。

その甲子園をあとにしてタイガースはほぼ1ヶ月の長期ロード。実はその間、8カード中5カードが空調のよく効いたドーム球場での試合、うち2カードが京セラつまり途中2度地元に帰れるということ。いっぽう眼下の敵・広島カープは同じ期間ドーム球場での試合はわずか1カード、しかも地理的に遠征の移動距離ではかなりの不利。

そう、この時期のタイガースはかってと真逆、酷暑の日々が続くなかむしろ他球団より有利な試合日程。もちろんビジターそのものは不利、甲子園特有の熱狂的ファンを味方につけることもできないけど。とにかくよくない結果をロードのせいにはできないということ。いかなる夏の終わりを迎えるか、楽しみな日々は続きます。

【今日の弁当　伊藤将司の満腹洋食弁当】
ハンバーグや玉子の厚さは伊藤将自身の好みとか、微妙なコーナーワークで勝負するいかにも彼らしいこだわりが反映。エビフライが2本並んでいるのは最低でもフタケタ勝つという彼の強い意志だろう。オムライスにかけるデミグラスソースは小袋入り、（横向きの）背番号27はあまりうまく描けなかった。きのうの好投はお見事でした。