この人気シリーズが学研に事業譲渡、日本国内版を連発していることはすでにご存じのはず。ところがその先鞭と言うべき「東京」は'21~'22年版が一度出たきりで改訂なし。やっぱり国内対象は難しいかと思っていたところ、”23区”と特化した最新版が登場し思わず購入。我が本棚にこのシリーズが加わるのは25年ぶりで18冊目。
スマホのなかに幾多の最新情報が詰まっているイマの時代、枕にもなりそうなこの分厚く重たい書物を旅のお供とするのはなかなかやっかい。もちろん作り手の側はそんなこと百も承知、いわば”フォト付き旅のコラム集”に徹している様子。ちょっとした日々のスキマにページをめくろうと、すぐ手に取れるところに常備しておくつもり。
もっとも巻末には切り離して使える別冊マップがしっかり用意、もちろんこの部分は次回からの東京行きにはバッグの片隅にしのばせる予定。さすがに地図に関してはiPhoneの画面よりはある程度目の前に広がったほうが便利だし。今回は2024〜25年版とあるから、当分改訂版が出ないだろうとジャッジしたことも購入の動機。
さて、この地球の歩き方・国内版。現在のところ他に「日本」「京都」「沖縄」「北海道」「埼玉」「千葉」「札幌・小樽」が刊行中。こうなったら次に期待するのはもちろん「大阪」。周遊プランや最新情報はいまさらどうでもよく、このシリーズがどのように大阪の街を切り取るかという一点に興味は集中、楽しみにしている次第です。
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