けっこう長いつきあいになるこのカジュアルシューズ。経年劣化にほかならず、アウトソールが両足そろって徐々に剥がれてきて、歩くときにパコパコしてきたのが昨夏の終わり。素足のまま履ける夏向きのアイテム、しばらくは要らんやろうとズボラ癖が出て半年以上ほったらかしたまま、ふたたび必要とする季節が巡ってきたということ。
とりあえずはある商業施設内のチェーン系靴修理店へ。お店をひとり切り盛りするニーチャンは、いくつかの角度からスマホで撮影してどこかへ送信。おそらく電話の向こうには技術的な専門家、しばらく何やら会話したあと「これはソールをそっくり入れ替えんとあかんみたいなので、代金も時間もけっこういただくことになりますわ」
ナンボぐらいと訊くとソール本体と工賃あわせてなんと14000円になると、しかも2週間ほしいと。チェーン系ならではのプロフェッショナルな判断だと思うが、それならけっこう上質な新品を買えるなあと判断、お礼を言ってお店をあとにした。結局すぐ近くの雑居ビル地下にある、以前何度かお世話になったベタな修理屋へ。
「あ、これね。すぐ貼っときまっさ、乾かす時間だけください」ほっしゃんに似た店主は剥がれた部分を見るなりそう言った。翌日受取り、寸分の隙間もなくキレイな貼り付け、お代はわずか880円。まだ履いて歩いてないのでなんともいえないが、職人の技とかユーザーフレンドリーとか、けっこういろいろ考えさせられたのだった。
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