コロナ禍で一番残念だったことは、バート・バカラックをすぐ目の前で観れなかったことやろうなあと、一緒にビルボードライブ大阪の最前列ピアノ前を陣取るはずだった友人と何度となく語り合っていた。けっしてお安くないチケット代だったけど、その時点で90歳を過ぎていたバカラック御大、おそらく最後の来日になるだろうと。
結局BBLはコロナ来襲にて中止。90代半ばの再来日なんてもうムリなことと思っていたところに永遠のお別れの一報。これまでロンドンで1回、東京で1回、大阪で2回、その美しい旋律に接することができたのは幸せの一言。94歳、最近あいつぐミュージシャンの訃報を思うと、老衰すなわち大往生と聞くとどこかホッとしてしまう。
本来ならお気に入りの楽曲ベスト10とかを列記したいけど、あまりにも名曲が多すぎるから10曲選んで順位をつけるなんて何よりもむずかしいという気持ちよりも、日付が変わってすぐ逝去の一報を聞いたあと、ずっと感情が乱れたままで何も手につかずというのが正直なところ、実際いまPCを叩く両手の指もずっと震えっぱなし。
フォトはあえて最新(といっても2005年、ただその時点では28年ぶりとなる)オリジナル・フルアルバム「アット・ディス・タイム」をUP。とにかく味わい深く美しい数多くのメロディーにありがとうと感謝の言葉。そしてこの文言はことし何回目になるだろうか、謹んでお悔やみ申し上げます。安らかにお眠りください。
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