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2022年12月20日16:00

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さや香を見た秋の日

この11月初めの大阪公立大”銀杏祭”では金属バット・Dr.ハインリッヒ・隣人とともに、今回のM-1準優勝のさや香を見た。ただこの舞台、本来漫才であればど真ん中に1本立つべきマイクがなんと2本並立、しかも中ほどから演者側に斜めに傾いて…そう、それぞれがギターを抱えたフォークデュオ・ライブのような形状となっていたのだ。

あきらかに漫才を軽視した主催者の不手際。ところがヘマはこれだけで終わらず、さや香が演じている最中に新山(向かって左)のほうのマイクの角度調節ネジが緩みだし、ヘッドの部分がだんだんと下がり始めたのだ。新山はあきらかにいらだちを見せ、やがてはハンドマイク状態のまま、やり場のなさを相方・石井にぶつけ始めた。

「このネタ、M-1の決勝でやるつもりのやつやったのに!きょうはここでヤメてネタ変える!」叫ぶ新山。そう、ここまで彼らはおととい見た”免許証返納”のネタを続けていたのだ(このとき私は「決勝まで行けるんか?」と正直思ったが)。そしてその後の彼らはアクションを前面に押し出したおなじみのネタに没入していった…。

途中でブツ切られたネタの続きが見れたこと、しかもそれは正統派のしゃべくり漫才だったことで、今回ファイナルでは彼らを応援した。私は昨年11月にも浅草演芸ホールで錦鯉によるM-1優勝ネタをナマで見ていて、これは2年連続の僥倖かなと思う気持ちもあったので。今後もさや香にはしゃべくりの王道を極めてほしいと思ってます。
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